あの人気ハイセンスサロン“syn” が発信! 2022 年ヘアスタイル・トレンド予想【前編】
お客さまはもちろん、同業者である美容師からも常に注目を浴びる人気サロン「syn」。代表の齋藤正太(さいとうしょうた)さんをはじめとして、スタッフ一人ひとりがスペシャルなヘアスタイルを生み出す美容師です。
そこで今回は、斎藤さんと人気急上昇中の3人のスタッフを交えて、「syn」の魅力や2022年にバズるヘアスタイルを語っていただきました。インタビューは前後編の2本立て。
前編では、2022年のトレンド予想や、お客さまと向き合うために大切にしていることなどをお伺いしました。
SPECIAL CONTENTS
2022.01.25
syn対談メンバープロフィール紹介
■代表 齋藤正太(さいとうしょうた)さん
埼玉県理容美容専門学校卒業。新卒で有名サロンを経て、2019年synの代表に就任。すべての部門で再現性の高い圧倒的な技術を提供し、カミカリスマをはじめ数多くの賞を受賞。ブランディング手法や卓越した技術力でメディアやセミナー、商品開発など多方面で活躍中。
■スタイリスト 村松修太(むらまつしゅうた)さん
日本美容専門学校卒業。都内有名サロンを経て、synへ。ハイクオリティな技術と丁寧なカウンセリングでお客さまから圧倒的支持を得る。センターパート、マッシュウルフ、ハイトーンカラーを得意とする、synのトップランナー。
■スタイリスト 澤村幸哉(さわむらゆきや)さん
盛岡ヘアメイク専門学校卒業。齋藤正太さんのアシスタントとして5年ほど経験を積んだ後、2021年12月スタイリストデビュー。居心地の良い空間と最適な技術でお客さま1人1人にしっかり向き合うルーキー。メンズヘアに特化し、Instagramも注目の人気美容師。
■アシスタント 山田真姫(やまだまき)さん
富山県理容美容学校卒業。新卒でsynに入社。村松修太さんのメインアシスタントであり、アシスタントリーダーとしてサロンを支える女性美容師。ハツラツとした明るい人柄と細やかな気配りにファンも多い。シャンプー、ヘッドスパを得意とする。
お客さまに心から寄り添う。“一生通えるサロン”づくりでsynが大切にしていることとは?
bangs編集部(以下、編集部):大注目の人気サロン「syn」。サロンのコンセプトをお聞かせください。
澤村幸哉(以下、澤村):僕たちは「お客さまに心から寄り添え、一生通えるサロン」をモットーにしています。サロン名であるsynは、ギリシャ語で「共に」という意味。お客さまと共にサロンを創り上げていきたいです。
村松修太(以下、村松):そのためにも、ていねいな接客と確かな技術をしっかり提供したいと思っています。カウンセリングも最初だけで終わらせるのではなく、髪を切りながら、そのステップごと聞くようにしています。すり合わせないと不安になるお客さまも多いので、常に表情や反応を見て、施術を進めますね。
編集部:まさにコンセプト通り、お客さまに寄り添い、共に築いていかれているんですね。
山田真姫(以下、山田):synのお客さまはメンズヘアの印象が強いかもしれませんが、最近は女性のお客さまも多いんです。メンズもレディースも学ぶことができ、斎藤さんはパーマ、村松さんがハイトーンカラーを推しているので、お客さまのニーズに合わせて幅広いメニューを提供できます。
齋藤正太(以下、齋藤):高いレベルの技術を大切にするのはもちろんですが、その上で「美しいデザイン」を提供できるのが、僕たちの強みですね。視覚的に一瞬で「カッコイイ! キレイ!」と思わせるのが真のプロだと思うので、そこは徹底して追求しています。美しいスタイルは、どうしても再現性が低くなってしまいがちなのですが、今後はよりそこを強化しようと思っています。外部講師の力も借りながら技術をロジカルに噛み砕き、誰でも再現できる高い技術を落としこんでいきたいと考えています。
2021年synでオーダーが殺到したヘアは? 2022年にバズる、ヘアトレンドを予想!
編集部:2021年の傾向から2022年はどんなヘアスタイルが人気になりそうですか?
村松:僕のお客さまは元々センターパートのオーダーが多いのですが、ここ最近ウルフカットで長めの前髪でセンターパートにするのが特に人気です。普段とは少し雰囲気を変えたいからと、チャレンジする方が増えていますね。決めすぎない空気感のあるスタイリングに仕上げています。男性はもちろん、女性からもオーダーがあるので、今後はより中性的なヘアがトレンドになりそう。
齋藤:ジェンダーレスな世界観が支持されている感じがありますね。あとは、ウェイトの高い韓国系のマッシュも引き続き人気かと。個人的には最近「お任せ」でオーダーしてくださる方が多いです。
村松:齋藤が打ち出すヘアスタイルは、必ずバズります!
齋藤:笑。照れくさいですが、素直に嬉しいですね。去年はステイホームの流れもありワックスなどあまりつけないラフなスタリングが人気でしたが、2022年はもう少しアクティブに行動できるようになると思うので、明るめのカラーやちょっと野暮ったくて動きのあるスタイルが人気になりそうですね。
編集部:synさんのInstagramを拝見していると、パーマのオーダーも多い印象です。
澤村:そうですね。ウルフが流行っているのでくびれをきれいに出すために襟足のボリュームをおさえるダウンパーマが人気です。また、代表の斎藤さんがTikTokに動画を上げると、「このヘアにしてください!」とオーダーが殺到します。斎藤さんとTikTokの勢いをものすごく感じます。
齋藤:いまTikTokがSNSの中で一番集客ができますね。一つの投稿がバズると一日10件ほど問い合わせが来ることもあります。TikTokはバズるためのロジックがはっきりしているので、まずは僕が成功例を積み上げているところです。
編集部:そんなに反響があるんですね! びっくりです。ちなみにカラーのトレンドは?
山田:ウルフヘアに合わせて、インナーカラーやフェイスフレーミングでハイトーンカラーを入れる方が多いですね。グレーシルバー系の白っぽい色がクールに決まります。スタリングはみんなも言っていたように、空気感のあるスタイルが人気。synで開発したワックスは軽い付け心地なので、おすすめです!
山田:ヘアになじませて、決めすぎないラフなスタイルに仕上げるとお客さまから喜ばれます。
師弟同士が語る、スタイリストの魅力。また、synが徹底している接客術とは?
編集部:お客さまに心から寄り添うことをコンセプトにしているsyn。接客の際にどんなことを大切にしていますか? せっかくなので師弟同士で素敵なところを言い合ってもらえたらと思います。
村松:僕のメインアシスタントの山田は、とにかく元気! どこにいても声が通ります(笑)友だちと話しているようなアットホームな接客で、お客さまもすごく楽しい気分で過ごせるようです。
山田:一瞬で仲良くなれる、そんな接客を心がけています。お客さまの好きなものを聞いたりニーズを探ったり、できる限りお客さまのことを理解し、魅力を引き出せるようにしています。
編集部:山田さんの朗らかな印象に、編集部一同すっかりホッとしています。山田さんから見て、師匠の村松さんの素敵なところは?
山田:全部すごいんですが、特に尊敬しているのは、インプットしたものをすぐ形にできるところです。新しい技術や齋藤さんのやり方を見ただけで、すぐに自分に落とし込んでパッと表現できちゃうのがすごい! 技術をどんな視点で見ているのか、頭の中でどうやって組み立てているのか、とっても気になります。
村松:学生時代からその人のマネをするのは、得意なんです。手つきや道具を持つ角度、目線など…いろんな角度からその人の技を盗むようにしています。とくに齋藤は、新しいものをどんどん発信するので、すぐに習得しなければ…と、いいプレッシャーになっています。
編集部:その特技はすごいです! 特にどんなところを意識して見ていますか?
村松:その人の立ち位置やカットするときの姿勢を細かく見ています。カラー技術だと、どのくらいの圧でカラーを塗布しているのかなど、刷毛のかすれる音などで判断することもありますね。
編集部:まさに五感をフルに稼働してインプットされているんですね! 続いて、齋藤さんから見て弟子の澤村さんのすごいなと思うところは?
齋藤:すごく真面目ですね。責任をもってきちんとやってくれるので、信頼できます。僕にとってもsynにとっても、いなかったらとても困る存在。サロンワークはもちろん、どの現場に連れていっても最大限のパフォーマンスで奮闘しています。ちょっと緊張しいだけど、だからこそ一つひとつのプロセスを大切にできるんだなと感じます。
澤村:ありがとうございます。基本的なことほど、しっかり着実にやることは意識していますね。
僕から見て、齋藤さんは全てがパーフェクト。その中でも本当にお客さまの幸せを第一に考え、そのための努力を惜しまない姿に感化されます。骨格を見るだけでどんな悩みをお持ちなのか、それを解決する方法をすぐ提案できるプロフェッショナルなお仕事ぶりはいつ見てもカッコいいです。休みの日も新しい情報をインプットする時間をとっていますし、よりよいサービスや環境を追求する齋藤さんの存在は、偉大です。
編集部:齋藤さんのようにお客さまを大切にするには、どんなことを心がけるといいのでしょうか?
齋藤:目の前のお客さまがしてほしいこと、なりたい自分像を理解し、きちんとそれを与えることが一番だと思います。何を求めてここに来てくださっているのかを把握した上で提案することで、信頼関係はぐっと深まりますよ。
齋藤:あとは、個人的に大事にしているのは『実績を積み上げていく』こと。結果や実績に人はついてくるので、常にチャレンジをしています。新しいことをしている人って応援したくなりませんか? 僕はこれまで大事な場面で結果を出し続けてきたから、お客さまやスタッフがついてきてくれているのだと思います。これからもsynに来てくださるお客さまのため、そしてそこで働くスタッフのために前進していきます。
齋藤 正太さいとう しょうた
埼玉県理容美容専門学校卒業。新卒で有名サロンを経て、2019年synの代表に就任。すべての部門で再現性の高い圧倒的な技術を提供し、カミカリスマをはじめ数多くの賞を受賞。ブランディング手法や卓越した技術力でメディアやセミナー、商品開発など多方面で活躍中。
村松 修太むらまつ しゅうた
日本美容専門学校卒業。都内有名サロンを経て、synへ。ハイクオリティな技術と丁寧なカウンセリングでお客さまから圧倒的支持を得る。センターパート、マッシュウルフ、ハイトーンカラーを得意とする、synのトップランナー。
澤村 幸哉さわむら ゆきや
盛岡ヘアメイク専門学校卒業。齋藤正太さんのアシスタントとして5年ほど経験を積んだ後、2021年12月スタイリストデビュー。居心地の良い空間と最適な技術でお客さま1人1人にしっかり向き合うルーキー。メンズヘアに特化し、Instagramも注目の人気美容師。
山田 真姫やまだ まき
富山県理容美容学校卒業。新卒でsynに入社。村松修太さんのメインアシスタントであり、アシスタントリーダーとしてサロンを支える女性美容師。ハツラツとした明るい人柄と細やかな気配りにファンも多い。シャンプー、ヘッドスパを得意とする。
Director桑名 真理子(くわな まりこ)
メイク技術者の目線を武器に、美容WEBマガジンの創刊、12年間で延べ1000件を担当。人の魅力にフォーカスする企画が得意。美容ライフが豊かになる、ワクワクする景色をつくります。
Photographerトカジ ショウタ
人気美容師として活動する一方で、写真&映像クリエイターとして活躍中。サロンのIV/CM/コーポレートビデオ、芸能事務所のMVなども手掛け、業界から注目される。