奈良裕也×内田聡一郎×みやちのりよしの三大カリスマが語る「人生がツヤめく、3つの法則」<YA-MAN PROFESSIONAL presents>−PR−
美容業界を牽引する3名が、YA-MAN PROFESSIONALの新製品発表会に登場! ヘアケアトレンドや新製品、髪にツヤを与えるコツなど語っていたみなさん。イベント終了後、なんとbangs読者に向けて「人生が自分色にツヤめく法則」を特別にディスカッション!「人生観」が変わったターニングポイントや、ツヤめく人生を送ることにつながっているポリシーを語っていただきました。若き美容師はもちろん、美容業界外のみなさんにもぜひ読んでいただきたい、貴重なスペシャルインタビューです。それでは早速、どうぞ!
SPECIAL CONTENTS
2022.09.07
スペシャルインタビューのゲスト3名をご紹介!
SHIMA HARAJUKU アートディレクター / クリエイティブスタイリスト 奈良裕也(なら ゆうや)
サロンワークをベースにファッション誌、業界誌やHAIR SHOWの他、ヘア&メイクアップアーティストとして海外のアーティストやセレブを手掛け、カタログやコレクションなどでも活躍中。また自身も東京のファッションアイコン的存在で撮影に参加するなど活動は多岐にわたる。
LECO 代表 内田聡一郎(うちだ そういちろう)
2003年より原宿のサロンでトップディレクターとしてサロンワークをはじめ、一般誌、業界誌、セミナー、ヘアショー、著名人のヘアメイク、商品開発など様々な分野で活躍。2018年 渋谷にLECO、2020年 セカンドブランドQUQU、2021年にLECO öben、そして2022年にLECO oddをオープン。JHA2020グランプリ。
SHACHU CEO・トータルプロデューサー みやちのりよし
岐阜県生まれ。山野美容専門学校卒業。2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月にはSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。グラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。サロンワークに加え、国内外のセミナー、ヘアショー、ヘアメイクと幅広く活躍中。
インタビューの様子をチェック!
人生がツヤめく法則−その①【我がままに生きる】
桑名:お客さまのヘアはもちろん、美容師としてのキャリアにいくつものツヤを生み出してきたみなさん。今日は「ツヤのある人生」を送るためのヒントを伺いたいと思います。いきなりですけど、みやちさんどうでしょう?
みやちのりよし(以下、みやち):僕の場合は「我がままに生きる」とシフトチェンジしたことがターニングポイントかな、と思います。たまたま父が東大卒で「宮地塾」という塾で勉強を教えていたんですが、僕自身はあまり勉強が好きじゃなかったんです。
でも、父は東大だし、塾を経営しているから、僕も東大とか早稲田大に進む人生なのかなと思っていました。「自分のため」というより、「親のため」という感じだったかもしれない。それから美容師という仕事を知って「我がままに生きたほうが楽しくなるんじゃないか」と感じて、振り切ったんです。
みやち:その日を境に自分のやりたいことをやり続けているから、今こうして自分の気分でオレンジの髪の毛にしてお気に入りのサングラスで、インタビューに応えているわけなんですけど(笑)。やっぱり、好きなことをやりながら生きていくとツヤやかになるし、忙しい中でもハッピーになるんじゃないかな。
奈良:僕も似た経験があるな。祖父が会社を経営していて、父親がその会社を継いでいるけど、幼心に自分は継がないって思ったんですよね。父が「僕は会社を継ぐのが当たり前で自由がなかった。裕也は好きに生きなさい」と言う感じで、育ててくれたんですよ。感謝でしかないですよね。
あと、自分がスーツを着て仕事をするビジョンが1ミクロンも湧かなかったし、絵が好きで習っていたのでそちらの道に行こうと思っていました。法に触れないことならなんでも自由にやっていいと言う方針だったので(笑)、僕も自分の思うままに生きてこられたと思います。
内田:僕は、仕事でもなんでも「好き」になるまで、辛いことも頑張って乗り越えないと、いつまで経っても「好き」にならないことに気づくことが、ツヤめく人生のヒントだと思うな。知っている人もいると思うけど、僕は一度、美容師やめているんですよ。
18歳から美容師になって21歳で辞めて、2年くらい離れています。で、23歳で上京して、また美容師に戻ったんです。
奈良:よかったですね。戻ってきて。
みやち:内田さんが美容師でよかった!
桑名:美容業界の宝ですからね。
内田:僕がなんで美容師を辞めたかというと、大学生の友だちが楽しそうに見えたし、まあ隣の芝が青く見えたんですよね。で、美容師以外の仕事も、テレアポとか厨房とか経験しました。やってみたら、どの仕事も辛いんですよね。一番続いた厨房の仕事も辛かったから、結局、辛いことを頑張らなきゃ好きになれないと悟ったんです。それなら、もう1回、美容師やってみようかなと思って。
内田:例えば、毎日休みだったら休みの良さを感じないと思うんですけど、それと同じで、頑張って辛い思いをした後にいい思いをするっていう体験も大事かなと。そのことに早く気づけるといいんじゃないかなと思います。「楽して稼げる仕事なんてないんだな」って。早くから成功しているように見えている人も、実は苦労人だったりするし。
桑名:自分の道をみつけて、好きになるまでやり続けようってことですね。
人生がツヤめく法則−その②【“大切な人や守るべきフィールド”を持つ】
内田:そうかもしれないですね。僕の場合、守るべき人や守るべき場所をつくることも、人生にツヤを出す法則のひとつと言っていいのかな、と思います。言い換えると、自分がなんのために存在しているのか、何のために頑張っているのか、そこに意味を持たせられるといい。しかもそれが、ベクトルが自分に向いているものじゃなく、誰かのためにとか外に向き出した瞬間から、人生が変わるというか。
自分が稼ぐことや有名になること以上の広がりを出すためには、誰かが喜んでくれるとか、喜んでくれる人がいるから自分が輝けるとか、そういう視点が必要だし、そう捉えられる人のほうがツヤめいているのかなと。彼女でも友だちでもいいけど大事にしたい何かが生まれた瞬間から、視点が変わると思います。
桑名:誰かのための人生になると、またちょっとステージが変わるっていうことですかね。
内田:そうそう、なんかの本で読んだんですけど、例えば10億円あるとして何に使いますかってなったとき、自分のために10億円も使いきれないんですよ。家買っても車買っても余るじゃないですか。ある程度成功している人たちが目指す最終目標って、世界平和に行きつくことが多いんですけれど、それって自分のことだけじゃ満足できなくなるってことだと思うんですよね。
経験を積んでくると、いい服着ても、美味いもの食べても、そんなにテンション上がらなくなってくるじゃない?
奈良:そうだね。同感。
みやち:僕も激しく同感です!
内田:それに気づくのが早ければ早いほど人生が豊かな気がしますね。
桑名:さすが、美容業界に新しい風を吹かせてきた人たちの言葉だなと。一つひとつの言葉にすごくワクワクしました。ちなみにちょっと気になっちゃったんですが、もし10億円をもらったら何をしたいですか?
奈良:僕は、貯金です!
一同:爆笑
奈良:っていうのは冗談として(笑)。失敗してもいいからいろいろ店を出したいですね。表参道に「PICKY THE SHOP / BAR」というお店をディレクションしたのも、みんなが集まれる場所をつくりたかったからなんですよ。若い子から大人まで遊べる空間がなくなってきちゃったし、もともと僕は絵を習っていたからアートが展示できる空間をつくりたいと思っていて。デザイナーの子が個展で使ってくれるのもいいし、バーでお酒を飲んでいろんな人に出会ってもらうのもいいし。いい感じに使ってもらえたらなと。
奈良:今って、リアルのコミュニケーションが減っちゃってるじゃないですか。SHIMAはスタッフも多いし、全く出会わない子もいるから1年目とか2年目くらいの子に街中で挨拶されて、驚いたりすることがあるんですよ。そういうのもあってコミュニケーションできる空間がすごく大事だと思っています。
人生がツヤめく−法則③【人生は打ち上げ花火。一瞬一瞬に全力を注ぐ】
桑名:奈良さんが人生にツヤを出す法則をあげるとしたら、何にしますか?
奈良:僕はあんまり長生きしたい願望がなくて、太く短い人生でもいいと思っていて。くたびれた自分を見るのもいやだし。だからバーンと打ち上げ花火みたいな生き方がいいなと。そういう生き方を見て、何か感じてくれる人がいたら満足です。
内田:すでに奈良裕也の名前は、世の中に刻まれているよね。ここまで美容師という仕事の価値と人気を上げた人って、奈良裕也という人間の先にも後にもないと思う。すごいことだよ。
美容師って何か穿った見方をされたり、他の業界から下に見られたりしがちだったんですけれど、奈良くんはファッションデザイナーとかグローバルに活躍している人たちと肩を並べて仕事してきているわけで。レディ・ガガとか海外から日本にきたセレブのヘアをやるなんて、普通は考えられないけど、それをやってしまうのが奈良裕也だし、奈良裕也じゃなきゃできなかったとさえ思う。そういう意味でも、美容師の地位を上げてくれたのは間違いない。
奈良:それはウッチーだって同じじゃないですか。
内田:いや、なんか違うんですよ。“奈良裕也”という圧倒的唯一無二のカリスマの功績は今後誰にも塗り替えられないと思う。
奈良:目の前のことに全力で取り組んできたのはあるね。この前も3年ぶりにヘアーショーに出ることになり、ウッチーと一緒だったから余計にモチベーションが上がったし。
内田:秋元梢さん、連れてきちゃいますからね。呼べてしまうことがすごい。
奈良:1カ月くらい前から声をかけてて、徐々に温めて本番にボルテージを上げていきました。ウッチーもそうでしょ? 何をやりたいかでモデルも変わるし、僕もモデルが秋元さんじゃなかったらあのステージはできないし、全然違うことをやっていると思う。
とにかく、目の前のことを一生懸命頑張るっていうのは、やるからにはお客さんが絶対に楽しめるようにするってことなんだよね。
この3人でヘアショーをするとしたら?
みやち:僕がSHIMAにいたときはずっと奈良さんがお手本でした。10年か、もっと前かな? 奈良さんが、前髪パッツンで切ったり、ボブで切ったり、刈り上げたり、10分間くらいで3回、4回くらい切るステージを見せてくれたんですよ。1分間でこんなに切れるんだとか、サロンワークとは違う切り方をするんだとか、刺激がいっぱいありました。
独立してからは内田さんのショーを見て、ああこういう見せ方があるんだって感銘を受けて。だから、僕がヘアショーでやっていることは、奈良さんと内田さんの融合に近いかも。
奈良:あれだけたくさん切ったのは、あのときが最後だったかも。切りたいっていうモデルちゃんに「あと2カ月待ってもらっていい?」ってお願いして髪を伸ばしてもらっていたんだよね。
みやち:ステージで切った瞬間、もうかわいいが爆発してました。そんな瞬間を見られるヘアショーだったので、おもしろかったです。いつか自分もやりたいなって思ってた。
奈良:回転寿司みたいに次から次へと切って、仕上げて、切って仕上げていくっていう見せ方をしたんだけど、とにかく淡々、黙々とやるのが嫌いなの。お客さまがお金を払って見にきてくれている以上、それはエンタメであり、ショーなんだから楽しんでもらわなきゃダメなんだよ。
みやち:僕は、そこまで本気で考えて、向き合える美容師って意外と少ないと思っていて。お客さまは大切な時間とお金を使っていいものを見たいと思ってきているわけだし、メーカーさんやディーラーさんだって期待しているから依頼してくれるわけじゃないですか。なんとなくの茶番じゃ絶対ダメだと思っていて。
奈良:ウッチーも一緒だと思うんだけど、出るからには絶対に爪あとを残したい。それにショーが好きなんですよ。だから曲も衣装もモデルもウォーキングも全部自分で考えています。
桑名:この3人でヘアショーしたら、すごいことになりそうですね。
みやち:海外でヘアショーをやりたいですよね!
内田:たしかにグローバルな視点で、企みを起こしたいかな。
みやち:個人的にはベルリンとかでやってみたらおもしろそうだなと思ったり。パリ、ロンドンもいいけど、ベルリンも独特のカルチャーがあっていいな。奈良さんはベルリンでショーやったことありますか?
奈良:俺一度、ベルリンでやったことあるよ。
内田:じゃあ、いつかヤーマンさんに企画してもらいますか!? 夢が膨らむね!
−以上「人生がツヤめく3つの法則」いかがでしたでしょうか? 業界内外でご活躍されている3名のバックボーンから導き出された「自分軸で生きるための方法」ぜひ参考にしてみてくださいね。
またイベントにて3名が紹介している新商品、うるツヤヴェール髪へ導く“ヴェーダシャインプロ BS for Salon”もぜひチェック! 詳細は以下、YA-MAN PROFESSIONAL公式HPにて!
YA-MAN PROFESSIONAL より発売される『ヴェーダシャインプロ BS for Salon』で 超音波と温熱の力でうるツヤ髪をサポート! ヘアサロンでも導入されている超音波トリートメントをご自宅で気軽にお楽しみいただける美顔器発想の超音波トリートメント機器です。ヤーマンの従来製品に比べて、出力が約1.7倍にアップ*1したとのこと。超音波の振動と温熱により、トリートメント剤の浸透をサポートし、サロンのキューティクルマッサージのようなケアを体感いただけます。
*1) HC-21との比較。単位面積あたりの超音波の出力
奈良裕也なら ゆうや
サロンワークをベースにファッション誌、業界誌やHAIR SHOWの他、ヘア&メイクアップアーティストとして海外のアーティストやセレブを手掛け、カタログやコレクション等でも活躍中。また自身も東京のファッションアイコン的存在で撮影に参加するなど活動は多岐にわたる。
内田聡一郎うちだ そういちろう
2003年より原宿のサロンでトップディレクターとしてサロンワークをはじめ、一般誌、業界誌、セミナー、ヘアショー、著名人のヘアメイク、商品開発など様々な分野で活躍。2018年 渋谷にLECO、2020年 セカンドブランドQUQU、2021年にLECO öben、そして2022年にLECO oddをオープン。JHA2020グランプリ。
みやちのりよし
岐阜県生まれ。山野美容専門学校卒業。2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月にはSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。グラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。サロンワークに加え、国内外のセミナー、ヘアショー、ヘアメイクと幅広く活躍中。
Director桑名 真理子(くわな まりこ)
メイク技術者の目線を武器に、美容WEBマガジンの創刊、12年間で延べ1000件を担当。人の魅力にフォーカスする企画が得意。美容ライフが豊かになる、ワクワクする景色をつくります。
Writer外山 武史(とやま たけし)
SUKETTO LLC代表。インタビューをした美容師さんの人数は延べ1000人以上。いつも美容師さんの味方でありたいと願うライターです!
Photographerトカジ ショウタ
人気美容師として活動する一方で、写真&映像クリエイターとして活躍中。サロンのIV/CM/コーポレートビデオ、芸能事務所のMVなども手掛け、業界から注目される。