HOT TOPICS | 2021.12.08

カールがとれる原因は◯◯!?巻き髪のカールキープ術

朝せっかく時間をかけて巻き髪をセットしたのに、カールがとれてぼさっとした仕上がりになってしまった......。巻き髪のカールがとれて残念な仕上がりになってしまった経験はありませんか?なぜ巻き髪のカールがキープできないのか、原因を知って正しい方法で巻き髪をセットしましょう♪今回は巻き髪キープのコツを解説します。

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なんで!?巻き髪のカールがとれてしまう原因

①髪の水分量が多い

髪の水分量が多い状態で巻き髪をしても、カールが上手くつかず、ついてもすぐに取れてしまいます。髪の水分量が多い状態とは、例えば梅雨の日や、シャンプー後のブロー不足の状態、そして水分量の多いスタイリング剤をつけてから巻く時など。また、髪に水分が多い状態でコテやアイロンを使うと、熱ダメージを受けやすく、髪のぱさつきや枝毛の原因になってしまいます。

②カールしたあとすぐに髪をいじる

巻き髪のカールは、熱が冷める時に癖がつきます。巻き髪を作ってから、すぐにカールをほぐすのはNG。一般の方の巻き髪を作る動画を見ていると、コテを外したあとすぐにカールをほぐす方がいますが、仕上がりは綺麗にカールできていても、時間が経つとすぐにカールがとれてしまいます。

③一度にたくさんの髪を巻く

時間がないときは特に、コテやアイロンにたくさん髪を挟めがち。一度に巻く毛量を多くすれば、ゆるっと大きなカールができる、というのは間違いです。むしろ、毛量が多いとカールがつきにくく、仕上がりにムラができやすくなるのです。時短になるからといって一度にたくさん巻くのはやめましょう。

④カールする時間が短すぎる

髪のダメージを恐れて、数秒しかコテで巻かないのも、巻き髪のカールがとれやすい原因の一つです。巻き髪キープの適温は、160度〜180度程度。短時間で巻きたいから高温に設定して、数秒しかコテで巻かない、というのはNGです。適温で10秒ほど巻くのが正解。

巻き髪のカールをキープさせる

①髪をしっかり乾かす

巻き髪をセットする前に、寝癖など気になる部分はブローでリセットしましょう。また、セット前にシャンプーをした場合もブローでしっかりと水分を乾かします。ブローは根元の髪に指を通して、根元から温風を当ててください。温風と冷風を交互に当てると、ふんわりとした仕上がりになります。水分が残っている状態だと、巻き髪がキープしにくいので、しっかりと乾かしてくださいね。ドライヤーの温度対策に、ブロー前にアウトバストリートメントを馴染ませると、髪が傷みにくくなります。

②巻き髪専用のスタイリング剤を使う

プロのスタイリストさんは、巻き髪をセットする前のスタイリング剤を重視しています。しっかりぱきっとカールさせたい場合は、ハードスプレーを軽く全体に吹きかけてから巻くのがオススメです。ふんわり仕上げには、巻き髪専用のスタイリング剤を馴染ませてから、巻き髪をセットします。注意点は、スタイリング剤をつけすぎないこと。特にミストやムースなどは水分量が多いので、水分の影響で巻き髪のカールがとれやすくなるので、適量を守ってくださいね。

③一度に巻く毛束は少なめに、コテをあてる時間は10秒ほど

ムラなくしっかりとカールをつけるために、一度に巻く毛束の量は少なめにしましょう。コテは細いほどカールがつきやすいので、カールキープしにくい場合は細いコテを使うのがおすすめです。

④巻いたカールは冷めるまでいじらない

髪にカールの癖がつくのは、熱が冷める時です。コテで巻いた後はカールをいじらず、髪が長い場合は手のひらにカールした毛を置いて冷ますと、綺麗なカールがしっかりつきます。ほぐすのは全体を仕上げ、熱が冷めてからにしましょう。

⑤全体を巻いたら冷風でブロー

時間がなくて熱が冷めるのが待てない、というときの裏技が冷風ブロー。全体を冷風でブローして素早く熱を冷まします。ブローする時も髪はできるだけいじらないようにして、カールが固まるのを待ちましょう。

⑥ワックス、スプレーで仕上げ

仕上げに、巻き髪キープ効果のある専用のスプレーやワックスを馴染ませて終了です。スプレーもワックスも、どちらも髪の内側にまでしっかりと馴染ませてください。カールがとれると思って、あまり手で馴染ませられないと思うかもしれませんが、カールは冷める時点でしっかりとつくので、その後にスタイリングで少し手を加えるくらいならカールはとれません。

styling:大泉 友希

どうしてもカールがとれやすい......そんな人にはデジタルパーマ!

髪質上、コテやアイロンでは癖がキープしにくい人もいる

プロのスタイリストさんに巻き髪キープのテクニックを聞くと、コテやアイロンではカールのキープ力に限界があるため、どうしてもカールがキープできない場合はデジタルパーマをかけるよう推奨する方が多いです。特に癖がつきやすい方や、ダメージが進んで湿気が髪に入り込みやすい方は、カールがキープしにくい傾向があります。デジタルパーマといっても、ダメージが少なく、ゆるっとした仕上がりになる低温のデジタルパーマもあるので、ダメージがひどくてパーマをかけられない人も安心です。

styling:江畠 大地

ゆるめのデジタルパーマをかけて巻き髪キープ!

デジタルパーマはくっきりカール系ではなく、ゆるっとした仕上がりになるパーマを。ゆるめのパーマなら、巻き髪アレンジを楽しめます。強めのくっきりしたカールがついていると、巻き髪アレンジがしにくくなるので、巻き髪アレンジも楽しみたいということをスタイリストさんに伝えてくださいね。

styling:瀧野 達彦

巻き髪キープの参考に!ゆるふわ&しっかり巻き髪カタログ

ふわふわエレガントなミックス巻き

髪全体にふわっとしたボリュームが生まれるミックス巻きは、巻き方の強弱によってエレガントにも、ゆるふわにも仕上がります。くっきりカールを強めに巻くと、エレガントな巻き髪に。コテで内、外、内、と内巻きと外巻きを交互に巻いてみてください。内巻きカールと外巻きカールの立体感が際立ちます。

styling:Nao

カジュアルエレガントな外巻き×ウェーブ

前髪はセンターパートにして、顔まわりの髪を外巻きに。顔まわりの髪が外巻きになっていると、ナチュラルだけどエレガントな仕上がりに。髪全体はトップから波巻きにして、ゆるっと抜け感を演出しています。

styling:齋藤 尚人

きつい印象にならないふんわり巻き髪

太めのコテで内、外、内とミックス巻きに。毛先を中心に巻くことで、きつすぎないふんわりとした仕上がりの巻き髪になります。かきあげバングで大人可愛い巻き髪に色気をプラス。

styling:山村 雄貴

無造作巻き髪ボブはくしゃっとスタイリング

内巻き、外巻きカールを無造作に巻いて仕上げると、外国人風のくせ毛ニュアンスの巻き髪に仕上がります。仕上げに馴染ませるワックスは、くしゃっと手で髪をつぶす感覚で馴染ませると、立体感と動きのある仕上がりに。

styling:山本麻美

太めのコテで作るグラマラスな巻き髪

毛先を中心に太めのコテでミックスワンカール。内巻きワンカールと外巻きワンカールをランダムに巻きます。太めのコテを使うことで、無造作ながらもゆったりとしたグラマラスな巻き髪に。

styling:斉藤 温子

巻き髪にプラスα♡巻き髪アレンジ

ゆる巻きにトップの編み込みで大人ガーリーなハーフアップ

ゆるっとした巻き髪はそのままでも可愛いけど、毎回同じじゃ飽きちゃう。そこでオススメなのが簡単なハーフアップ。トップの髪を周りの髪を編み足しながら中間まで編み込むだけで、大人可愛いアレンジに仕上がります。

styling:矢邊 知美

巻き髪をサイドにねじって寄せ、ヘアピンで留めるだけの簡単アレンジ。ヘアピンはカラーの違うものを2、3個つけたり、バレッタを使ってアクセントにしても可愛いですよ♪パパッとサイドに寄せるだけのアレンジなので、忙しい朝も簡単。もし巻き髪の仕上がりに満足できないときでも、簡単にカバーできます。

styling:YOU

くっきりとしたカールでエレガントな巻き髪ロングは、ローポニーテールでまとめても上品な仕上がり。低い位置でポニーテールを作るだけでも綺麗ですが、トップと中間をくるりんぱすると、立体感のある仕上がりになります。くっきりカールたっぷりの毛束が女性らしさを引き立てる!

styling:イサ

ちょっとしたテクニックで巻き髪のカールしっかりキープ!

巻き髪のカールをキープさせるための方法は、難しいものはありません。難しいテクニックいらず、ポイントを押さえれば不器用さんでも簡単に綺麗な巻き髪がキープできます。もし巻き髪のカールがとれてしまった、巻いたけど仕上がりが気に入らないというときは、パパッとできる簡単まとめ髪アレンジでカバーもできるので、失敗を恐れずに巻き髪にトライしてください♡

styling:中井 美樹

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レナ

レナ

現在日本化粧品検定の勉強中!美容オタクだけどずぼらな美容ライター。不器用さんでもできるヘアアレンジや、お手軽美容ネタをお届けします♪