HOT TOPICS | 2020.06.11
【夏のヘアケア】髪の毛だって日焼けする!紫外線対策とアフターケアで美髪を守ろう♪
髪の毛がパサパサ、ゴワゴワ... こないだカラーリングしたばかりなのにもう色落ち?と思ったことはありませんか?そんなときは、髪の毛の日焼けが原因かもしれません。今回は髪の毛の日焼けの原因や対策、日焼けからのリカバリー方法を詳しくご説明します☆ この記事を参考に、2019年の夏、ぜひ完璧な髪の毛の日焼け対策を取ってみてください♡
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髪の毛の日焼けの原因とは?
紫外線の浴びすぎ!
日差しが強い日は、お肌に日焼け止めは欠かせませんよね。最近では、日焼け止めだけではなく、スキンケアアイテムや、お化粧品の中にすでに日焼け止め成分が入っているアイテムが増えています。
では、髪の毛に対してはどうでしょうか?
髪の毛の日焼けのメカニズム
髪の毛の日焼けは、紫外線を浴びることで発生します。健康な髪の毛は、シスチンというアミノ酸からなるたっぷりのタンパク質でできています。そのシスチンは、実は紫外線に弱く、浴び続けることで破壊され、髪のツヤを作っているキューティクルも同時に破壊されてしまいます。その結果、パサパサでツヤがない、ゴワゴワとしたうねりを持った髪の毛になる原因になるのです。
日焼けをすると起こること
① 髪がパサパサになる
紫外線の浴びすぎでキューティクルが損傷すると、髪の毛全体の輝きが失われます。また、キューティクルはトリートメントを使って治すことができません。流行りのインバス、アウトバスのトリートメンを使っても、できるのはせいぜいダメージの予防と補修のみ。傷んでしまった箇所は、切って、新しい髪の毛が生えてくるのを待たなければなりません。もちろん、日光や紫外線は毛先だけではなく、頭の上や四方八方から降り注ぐので、後ほど紹介する日焼け対策はしっかりと行うようにしましょう!
② 髪の毛の色が抜ける
髪の毛の色は、メラニン色素によって色が作られています。このメラニン色素もキューティクルが剥がれることで、髪の毛内部に侵入した紫外線によって破壊され、髪の毛の色が抜けてしまう原因になります。また、髪の毛を染色している髪の毛は、通常の髪の毛よりもメラニン色素が少なくなっていると言われています。メラニン色素が少ないと、髪の毛が紫外線を吸収することができなくなり、紫外線の影響を直接的に受けやすくなります。
③ 頭皮がダメージを受ける
頭皮への紫外線ダメージも、髪の毛への影響を免れません。日焼けて皮がむけてしまったり、地肌が炎症を起こせば、自然に毛穴の健康状態も悪くなり、抜け毛や白髪、髪の毛のボリュームダウンなどにつながる原因になります。
髪の毛の日焼け対策
① スプレー型日焼け止めで
実は体の中で一番日焼けしやすいと言われているのが、髪の毛。理由は、一番日光に近いところにあるからなんですが、同時に紫外線対策をしにくい箇所であることも理由のひとつです。最近では、スプレータイプの日焼け止めというものも発売されており、髪の毛に向かってスプレーするだけで日焼け止め対策になります。
② 帽子・傘を使う
子供の頃から、日差しが強いと自然に帽子をかぶる習慣がありますよね!これは紫外線のお肌への影響から守る理由がありますが、もちろん、髪の毛や頭皮も同時に守られることになります。お肌、そして髪の毛を同時に守るためには、できるだけ大きなツバを持った顔、髪の毛全体をカバーしてくれるような麦わら帽子のようなものがベター。
日傘も同じ効果があります。日傘を選ぶ場合には、日傘の内側が暗い色のものを選ぶと、地面からの照り返しにも対応できますよ。
Styling:萩原 翔志也(vicca 青山)
③ 日焼け止めトリートメントで補修しながらガード
最近のアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)には、日焼け止めが入っているものがあります。シャワーの後や、朝出かける前のスタイリング剤としても使えるので、これからの紫外線の強い季節にオススメのアイテムです♡
髪の毛の日焼けのリカバリー方法
① シャンプーをしっかりとする
意外に思われるかもしれませんが、日焼けしたあとのシャンプーはとっても重要!先ほどもご紹介した通り、地肌の影響は髪の毛にダイレクトに現れます。丁寧なシャンプーを心がけることで、地肌の炎症や頭皮が硬くなってしまうのを防ぐことができます。また、低刺激なシャンプーを使うとより効果的ですよ。
② シャワー後のケアをしっかりとする
シャワーのあとは、しっかりとドライヤーを使って髪の毛を乾かしましょう。日焼けで弱った髪の毛にドライヤーを使うのは少し気が進みませんが、シャワー後の髪の毛は私たちが思っている以上にデリケート!キューティクルは開きっぱなしになっているので、ドライヤーすることで形を整えます。これをするだけでも、髪の毛のツヤが戻ることもあるので欠かせません。もちろん、このときにはアウトバストリートメントを使うようにするとより効果的☆
③ 髪にいい食事をとる
髪にいい食事をとることは、髪型やスタイリング、ヘアアレンジに興味あるという人も結構見逃しがちな部分。髪の毛の大部分を作るタンパク質や、新しい細胞の生成を助けてくれる亜鉛、亜鉛の働きを助けてくれるビタミンC、髪の毛の成長を助けてくれるビオチンなど食べることで内側から髪の毛の健康を守ってくれる食べ物があります。これはアフターケア、というよりも日頃から意識して口にするようにすると、美しく健康的な髪の毛を作る助けになります。
髪の毛への紫外線対策は日々の習慣にしよう!
髪の毛への紫外線対策は、日頃から続けていくこと、欠かさないことが大切です。日差しが強い日には自然に帽子をかぶったり、日傘をさすことがありますが、紫外線は日が出ていないときにも存在しています。日焼け止めが入ったトリートメントを日常的に使い、毎日の食事の内容も見直し、おいしく食べる習慣をつけると紫外線対策がどんどんと楽になりますよ。
kiku
30代の女性をターゲットにしたwebメディアで執筆活動を行っているライター。海外の国々を一ヶ月ずつ滞在する旅暮らしを、ときどきしています。