HOT TOPICS | 2022.08.08
スロウカラーのイチオシ♡スタイル紹介【カラー別・トーン別】色落ち対策も
スロウカラー(THROW COLOR)というヘアカラー剤は発売前から話題となり、その美しいツヤと発色で多くのオシャレ女子たちをトリコにし続けています。そんなスロウカラーの魅力は《抜群の透明感》と他のカラー剤では出せないような《繊細な色味》です。今回はスロウカラーの魅力についてたっぷりご紹介いたします♡
- スロウカラー
1. 【スロウカラーの特徴】
スロウカラーの特徴は、日本人特有の髪の赤みを抑えきれいに発色する透明感のある色味です。流行のアッシュやマットなど「究極のアッシュ」にこだわり、赤みを打ち消すように【青みベース】で作られています。日本人の髪は赤みが出やすく、これまでアッシュやマットなどの寒色系の色味を表現するのが難しいと言われてきました。この日本人特有の髪質を考えて作られたスロウカラーは、スロウカラーのカラー剤が持つ青の色素が赤みを抑え込み、その上から別の色味を重ねるため、これまで実現できなかった外国人風のニュアンスヘアを作り出せるようになっています。
2. 【スロウカラーのチャートについて】
スロウカラーのカラーチャートのラインナップは、メインカラーのASHを始め、NATURAL、MONOTON、MATT、BEIGE、BROWN、PINK、VIOLETと幅広く豊富な色味が揃っています。さらに、赤みを打ち消しながらトーンを明るくするWHITEに、ベールをまとったようなくすみ感を作り出してくれるSMOKEもあります。これらの色味を組み合わせることによってカラーの出し方は無限に広がり、”理想の髪色”を実現してくれます。
3. 【他のカラー剤との違い】
スロウカラーの他にも有名なカラー剤はいくつかあります。ここから、イルミナカラー、アディクシーカラー、オーガニックカラーとスロウカラーの違いについてそれぞれ解説します。
スロウカラーとイルミナカラーの違い
イルミナカラーは髪の毛をカラー剤がコーティングし、艶やかな仕上がりにしてくれるのが特徴。イルミナカラーにはスロウカラーにはない”水に含まれる銅イオンから髪の毛を守る働き”もあるので、ダメージが気になる方にはオススメのカラー剤です。
スロウカラーとアディクシーカラーの違い
続いてはアディクシーカラーの特徴。アディクシーカラーはスロウカラーと比べると色味の濃さに特化したカラー剤。鮮やかな色味を出したい、白髪をカバーしながら色味を楽しみたいという方にはピッタリなカラー剤です。
スロウカラーとオーガニックカラーの違い
最後はオーガニックカラーです。カラー剤にオーガニック成分が含まれている、または全てオーガニック成分によるカラー剤です。頭皮や髪への刺激が少なく肌荒れを気にする方、自然派素材が好きな方はスロウカラーよりオーガニックカラーがオススメです。
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4. 【カラー別】スロウカラー
スロウカラーには先ほどご紹介したとおり様々な色味があります。スロウカラーの色味を混ぜ合わせ繊細なニュアンスを表現することももちろん可能ですが、スロウカラーは単色使いでも発色が良く、髪質を選ばずカラーを楽しむことができます。ここではスロウカラーのカラー別の特徴をご紹介していきます。
スロウカラーの【ピンク】
スロウカラーのピンクカラーの特徴は、くすみ感がありながらもピンクの持つほど良い艶感と柔らかさ、かわいらしさを共存させられること。ガーリーなスタイルとマッチするので、カールヘアやマッシュスタイルなどに合わせるだけでモテヘアが完成します。
スロウカラーの【グレージュ】
スロウカラーのグレージュカラーは、グレーとベージュを混ぜ合わせて作られたカラーです。無彩色のグレーはスローカラーの中でもくすみ感が強く、柔らかさを出すには最適な色味。そのグレーにベージュを足すことで温かみをプラスでき、日本人の肌質にも比較的合わせやすくなります。外国人風の雰囲気を出しつつ、似合わせを意識できるカラーリングです。
スロウカラーの【ベージュ】
スロウカラーのベージュ単品での色味。スロウカラーのベージュはイエローの色素がプラスされているので、他に比べ明るく見えやすい色味になります。硬い髪質で明るさが出にくい方や、縮毛矯正、デジタルパーマなどの熱処理を行った髪に対しても色味で明るく見せられるのが特徴です。スロウカラーのベージュは黄みが強すぎないので派手にならないのもうれしいポイントです。
スロウカラーの【ブラウン】
ブラウンは基本色。あまり色味を入れなくない、雰囲気を変えたいけど大きな変化は求めていない方はまずスロウカラーのブラウンを選ぶのがオススメです。スロウカラーのブラウンは、他のメーカーのカラー剤に比べ赤みがかなり抑えられているので、アッシュよりのブラウンに仕上がります。アッシュといっても青味・緑味が前面に出ることはなく、自然な仕上がりになります。
スロウカラーの【ブルー・ブルージュ】
スロウカラーが得意とするのが青みを生かしたブルー・ブルージュカラー。ブルーは寒色と言われる色味でクールモードな印象、外国人風カラーを作る上で欠かせない色味です。日本人特有の赤みを和らげてくれる効果もあるので、硬い髪質でいつも赤みが出てしまう、クール系のカラーを楽しみたいという方は、スロウカラーのブルー・ブルージュカラーを試してみる価値ありです。
スロウカラーの【バイオレット・パープル・ラベンダー】
一般的にバイオレット・パープル・ラベンダーと言われるいわゆる紫色のカラーです。スロウカラーのバイオレットも先ほどのブルーと同じでクール系の雰囲気を作ることができます。それに加え赤みも多少入ってくるので、艶感と大人っぽさを感じさせる仕上がりになります。ハイトーンでバイオレットを入れれば、黄色味を打ち消してホワイト系のカラーを作ることも可能。スロウカラーのくすみ感がプラスされ、きれいな柔らかさのホワイトカラーを生み出してくれます。
スロウカラーの【ホワイト】
ホワイト系のカラーは、ブリーチでベースを明るくし、先ほど紹介したバイオレットや他のカラーを繊細に調合して作り出される色味。スロウカラーのラインナップにはWHITEというカラーがあり、髪の毛にベールをまとわせたかのような淡い色味を作ることができます。ベースをしっかり明るくし、このWHITEを使った配合でホワイトカラーを作ることで、他のカラー剤では出せない色味を楽しむことができます。
スロウカラーの【アッシュ】
アッシュカラーはブルーやマットをベースに作られたカラー。スロウカラーのカラー剤はすべてこのアッシュという色味をベースに作られているので、カラーはアッシュが好きで毎回アッシュカラーにしているという方にはスロウカラーがピッタリです。アッシュをベースに他の色味をプラスすることで、くすみ感を出しつつ色味で変化をつけることができるので、気分や季節・ライフワークの変化などに合わせて変化をつけるのもオススメです。
スロウカラーの【ミルクティーベージュ】
スロウカラーのミルクティーベージュは、ハイトーンカラーを好む方から根強い人気を誇る色味。ハイトーンの黄色味を適度に残しながら、ベージュの柔らかさ、ホワイトの透明感、アッシュのくすみ感と、いいとこどりの色味です。スロウカラーの場合は透明感とくすみ感がとてもきれいなカラーなので、ミルクティー系のカラーにしたい方は一度スロウカラーを体験してみると、今までにない仕上がりに感動するかもしれません♡
スロウカラーの【シルバー】
スロウカラーのシルバーカラーは、トーンをしっかり上げアッシュ・グレーをやや強めに入れた色味です。ホワイトやミルクティー系よりもクールな印象になるのでロックテイスト、2次元系スタイルなどにも使えます。シルバーをきれいに発色させるには、繊細な色味の調合が必要になりますが、スロウカラーのWHITEには少量のアッシュの色味が含まれていますので、シルバーカラーもWHITEを加えて調合することできれいに発色させることが可能です。
スロウカラーの【グリーン】
グリーンのヘアカラーは、サロンによってはオリーブやマットと言われているカラーです。マット系のカラーも透明感と柔らかさを出せる色味で赤みを打ち消す効果が強いので、スロウカラーの配合の割合的にも多くなっています。スロウカラーのグリーンは、ダークトーンからハイトーンまで幅広く使える色味になっているので、変化をつけたいときに選んでみると遊び心も満たしてくれます。
5. 【ブリーチあり・ブリーチなし】スロウカラー
ブリーチとは、色味がなく髪の毛の色素を抜くだけの薬剤です。そのブリーチをすることで、カラー剤のみでは出せない鮮やかな色味が実現できます。一度ブリーチで髪の毛の色素を抜き、その上からスロウカラーを重ねることでスロウカラーの持つ色味を鮮やかに発色させます。ここではブリーチ後の色味の乗せ方による発色・ブリーチなしの発色の違いをご紹介します。
ブリーチあり×明るめ
ブリーチの回数によりベースの明るさが変わるので、求める色味によってブリーチの回数を変える必要があります。例えばホワイトカラーのようなカラーは、ベースの色素を極限まで薄くする必要があるので最低でも2~3回はブリーチが必要になってきます。その上からスロウカラーを乗せることで、ダブルカラー特有の色味を手に入れることができます。
ブリーチあり×暗め
ブリーチ後色味を濃く入れることでトーンを下げることができます。一見暗く見えるカラーでもダブルカラーで作る仕上がりは光が当たると透明感があり、抜け感のある雰囲気になります。スロウカラーは色落ちしていくうちに透明感が増し、色味が抜けきればカラーチェンジすることも可能です。
ブリーチなし×明るめ
ブリーチなしでも明るくすることはできますが限界があります。髪質にもよりますがカラー剤では最高13~15レベルくらい。(ブリーチは17レベル以上明るくなります)それでもスロウカラーの色味は透明感を出すことができるので、”ダメージが気になるからブリーチはしたくないけど透明感のあるカラーにしたい”という方はスロウカラーで明るくするのがオススメです。
ブリーチなし×暗め
ダークトーンの場合、一般のカラー剤であれば基本的にブラウンの色素が強く配合されています。そのため日本人の髪質の特徴からレッドブラウンなりやすい、透明感が出にくい、明るさを感じにくいということがありました。スロウカラーはこれらのすべての問題を解決できる救世主。仕事上あまり明るくできないけど垢ぬけたいという方は、ぜひスロウカラーを試してみてください。
6. 【カラーアレンジ別】スロウカラー
カラーのアレンジとして有名なのがハイライトとグラデーション。それぞれ印象を変えるのに有効なアレンジです。今回は、スロウカラーを使ったハイライトとグラデーションをご紹介します。
ハイライト
ベースより明るいカラーを部分的に入れるのがハイライトカラーです。陰影ができることで骨格補正の効果や、動きを強調することができ、スロウカラーの色味をしっかり見せることもできます。
グラデーション
根元から毛先にかけて徐々に明るさを変える、色味を変えるのがグラデーションカラー。こちらは毛先をメインに変化をつけることができるので、カールを入れたスタイルとの相性が抜群。根元を暗めにすればスロウカラーの持ちがよくなるのもうれしいデザインです。
7. 【色落ち対策&おすすめアイテム】
とてもきれいな発色をしてくれるスロウカラー。どうせなら長持ちさせたいですよね?カラーを長持ちさせるには、ちょっとしたコツがあります。カラーが長持ちする秘策をご紹介します。
当日のシャンプーは控える
当日のシャンプーを控えるというのは、どのカラーでも共通のテクニック。当日はサロンでしっかりとシャンプーをしてくれるので、基本的に自宅でシャンプーをする必要はありません。どうしてもにおいが気になる、埃っぽくなってしまった時は、ぬるま湯で軽く流し、トリートメントのみで終わらせましょう。カラー当日はまだカラーの定着が甘いのでシャンプーは極力控えるのがおすすめです。
ムラシャン・トリートメント
カラーを長持ちさせるためのもう一つの秘策は、カラーケアアイテムを使うことです。ハイトーンの透明感を長く維持させたい場合は紫シャンプーを使うことで、退色後に出てきてしまう黄味を抑えられます。その他にも様々なカラーシャンプーが出ているのでカラーに合わせて選ぶのもカラーを長持ちさせるコツ。そして自宅でもしっかりトリートメントを行うことで、色味の流出を防ぐと同時にダメージケアができるので、トリートメントケアも忘れずに行いましょう。
IROHA
writer/editor トレンドヘアの見たい、知りたいをご紹介♡