HOT TOPICS | 2022.11.16
面長さんのためのショートスタイル図鑑♡年代別や参考にしたい芸能人も
自分の顔の形にコンプレックスを持っている。そんな相談を美容師さんにしたことがある方も多いと思います。美容師さんは一人一人の悩みを聞き、その悩みを解消するようなヘアスタイルを提案してくれます。本当に似合うヘアスタイルを見つけるためには自分のコンプレックスと向き合い、自分自身でも考えながら探していかなければいけません。今回は面長さんに向けて、面長解消テクニックをご紹介します。
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- > 【面長はショートが似合わない?】
- > 【面長さんにおすすめショート&ショートボブ】
- > 【年代別】
- > 【パーマ】
- > 【前髪あり・なし別】
- > 【カラー別】
- > 【芸能人から学ぼう!】
【面長はショートが似合わない?】
面長が目立つからショートにしないほうがいい。そんなことを聞いてショートヘアに挑戦できないでいる方もいると思います。でも少しのデザインの工夫で面長さんにも似合うショートヘアを作ることは可能です。面長さんに似合わせるためのテクニックをご紹介します。サロンでのオーダーの際に参考にしてください。
ひし形を意識する
シルエットを考える時に意識したいのがひし形です。ひし形をベースにシルエットを作ることでバランスが整います。面長さんの場合は縦に長く横が細い形なので、トップの高さはあまり出さずに、サイドのふくらみを持たせることでバランスが良くなります。バングは長めのセンターパートのようなおでこが出るバングを避け、下ろした状態で作るのがおすすめです。
横幅をだす
面長さんがひし形のシルエットを作る為にサイドのボリュームを出すとご紹介しました。横幅を出す方法としてはカットでサイドに丸みが出るグラデーションを入れる、顎ラインまたはノーズラインで動くレイヤーを入れ動きを出す、バングをワイドバングで作るなどがあります。これらの方法は目線が外側に向き、印象が横長に近づきます。物理的にもアウトライン、インラインが横に広がる為、面長さんに効果的です。
前髪を工夫
ここではバングに注目してご説明します。バングの幅は基本的に黒目の外側の幅で作るのが自然な幅と言われています。それよりも狭ければ顔が細く見え、広ければ顔が広く見えます。面長さんの場合は広めの幅でバングを作るほうが似合わせやすくなります。ただ似合うバングが分かっても好みに合わなければ意味がないですよね?幅の広いバングが好きじゃない場合は、重さを重めにする、長さをやや長めに残すなどで幅を広くしなくても面長さんに似合わせることができます。
パーマもチャレンジ
パーマは顔の形をカバーするための方法としては特に効果的な方法です。髪質によってはカットでサイドに丸みや動きを出そうとしても、ペタッとしてしまいなかなか難しい場合があります。そんな時にサイドにワンカールもしくはウエーブをかける事でボリュームと動きを加えられます。内巻き、外巻きの毛先の動きも計算してつけることができるのでスタイリングも楽になります。
【面長さんにおすすめショート&ショートボブ】
面長さんに似合わせる方法が分かったところで、面長さんにおすすめなショートヘア、ショートボブへアをご紹介いたします。ご紹介したテクニックが使われているスタイルなので、どのスタイルもバランスがいいものになっています。実際にどんなスタイルであれば自分に似合うのかを想像しながらご覧ください。
ストレート
ストレートスタイルは頭の形が出やすくカットで似合わせていく必要があります。バングは幅広め、インサイドも遠心的なカットラインにして横幅を広く見せます。アウトラインもショートであれば毛先を軽くして動かし、ボブであれば丸みを出すなどのテクニックで似合わせていきます。髪質によってはブローやアイロンワークでスタイリングしていきましょう。
ウェーブ
パーマやアイロンでウエーブをつけたスタイル。髪の毛に動きとボリュームを出すことができます。軽さや透け感を作れるので、硬い髪質の方におすすめです。
マッシュ
マッシュスタイルはシルエットが丸いスタイルで、かわいらしい印象を与えられるスタイルです。サイドに丸さを作ることができるので、顔の形もしっかりカバーできます。丸みのあるバングも幅広めで作ります。
【年代別】
年代によって似合うスタイルや、好みが変わってきます。若いときはトレンドを追いかけ個性的なヘアスタイルを好む傾向が強いです。年齢が進むにつれて落ち着いたスタイルを好むようになり、年代特有の悩みが出てくるので悩みに合わせたヘアスタイルになる傾向があります。年代別おすすめスタイルをご紹介します。
20代
20代はまだまだ髪の毛で遊びたい年代。カラーも色味を使い目を引くようなビビットなものを取り入れたり、パーマで動きを出したスタイルなど様々なスタイルが似合わせやすいです。
30代
30代は髪の毛で遊ぶ時代が落ち着き、ある程度自分の中で定番を見つけられる方が多いです。大人女性に合う幼くなりすぎない、艶っぽいスタイルが多くなります。
40代
40代になってくると髪の毛の悩みが色々と出てきます。髪の毛のパサつき、白髪、ハリコシの低下、これらの悩みを解消するためのケアにお金を使う年代です。ダメージの大きなパーマやハイトーンカラーは避け、自然なスタイルが好まれます。
50代
50代になると髪の毛の強度も弱くなり、ロングスタイルを維持するのが難しくなります。ショートからミディアムのレングスが多きこの年代は、日々のスタイリングがしやすいワンレングススタイル、ボブスタイルが多くなります。
【パーマ】
ここからはパーマの技術について掘り下げていきましょう。パーマはかけ方やかける範囲、場所によって与える印象がかなり変わってきます。求める印象によってパーマを使い分けましょう。パーマの種類についてご説明します。
無造作
無造作パーマは作り込みすぎないランダムなパーマ、毛先の向きを様々な方向に動かしてカジュアルな印象を与えます。ショートヘアでラフなスタイルを作りたいときに使えるパーマ。
ウェーブ
ミディアムレングス~ロングレングスにはウエーブヘアがよく合います。ただし、もちろんショートヘアにも似合わせることは可能です。ウエーブをつけることでボリューム感も出るので、細毛でペタッとしやすい方はボリュームアップを狙いましょう。
くせ毛風
全体的に大きめなカールをつけたり、少しだれたようなドライなパーマをかけることでくせ毛風ヘアを作ることができます。ショートの場合はピンパーマでゆるい動きをつけるのがおすすめ。
ウルフ
レイヤーが多く入ったウルフスタイルは、パーマをかけることでセクシーでワイルドな印象になります。襟足が長く残っているスタイルなので、細めのロッドでウエーブをつけてウエット仕上げがおすすめです。
ゆるふわ
ガーリーな印象のゆるふわヘアスタイル。大きめなカール、内巻きベースと言ったかけ方で女子力高めのパーマヘアに。コテで巻いたような艶感を出すためにデジタルパーマがおすすめ。
【前髪あり・なし別】
前髪は髪の毛のパーツで一番最初に目に入ってくる部分。前髪があるか無いかでもかなり印象が違います。更に前髪のデザインもたくさんあるのでデザインによる効果もご紹介します。
あり×ワイドバング
黒目の外側まで幅を広げたワイドバング。顔の細い面長さんにピッタリなデザイン。幅をサイドまで広げるワイドバングは、個性的でモードな雰囲気になるので黒髪に合わせるとかっこいい。
あり×シースルー
おでこが透けて見えるシースルーバング。うぶな印象で韓国系スタイルが好きな女子に大人気。セニングで量感調整をしっかりと行い、先細りの毛束を作りましょう。
あり×オン眉
個性的でかわいらしい印象のオン眉ショートバング。スッキリとしたデザインなので軽くしてカジュアルにするのも、重めでかわいらしくするのもどちらも好印象。
あり×斜め
斜めに流れるようなラインを作ったバング。目の上ぎりぎりの長さに設定することで、目をぱっちりと見せる効果あり。男子ウケのいいバングデザイン。
あり×マッシュバング
丸みを強調したマッシュバング。顔を丸く包み込むようなデザインで、幼くかわいらしい印象になります。
なし×ワンレン
バングなしのワンレンデザインは落ち着いた雰囲気になります。サイドと同じ長さのバングなので耳にかけてスッキリとスタイリングも可能です。
なし×センターパート
センターパートバングは最近のトレンドデザインです。頬で動く長さに設定することで、面長に見えやすいセンターパートでも面長さんに似合わせることができます。
なし×ボディパーマ
ゆるめのボディパーマで大人のスタイルを作りましょう。長めに残したバングにもゆるくパーマをかけてセクシーな大人女性に。
なし×レイヤーショート
レイヤーの入ったショートは幼くなりがち。そんなショートレイヤーには長めバングを合わせてバランスを取ります。前下がりのショートレイヤーで大人カジュアル。
【カラー別】
ここからはカラーによる印象の違いをご紹介いたします。色味が与える印象を知って、的確なカラーリングを選びましょう。
黒髪×重め
黒髪の質感重めのスタイルは、落ち着いた、クール、地味、怖いなどの印象を与えます。動きが見えにくい色みなので、クールなストレートスタイルに合わせたい。
黒髪×くせ毛風
黒髪のくせ毛風はクール、セクシー、ワイルドなどの印象を与えます。少しだらしなく見えやすいスタイルなのでウエットスタイリングで艶っぽく仕上げて。
黒髪×うざバング
黒髪うざバングは清楚であどけない印象を与えます。きれいめ、清楚系を目指すならぴったり。
黒髪×前下がり
黒髪の前下がりはシャープな印象を与えます。子供っぽい顔つきをカバーするならこのスタイル。
ブラウン×エアリー
ブラウンカラーでトーンを上げ、透明感を増しながらエアリー感もプラス。軽さが出るので硬い髪質の方や、春夏に取り入れたいスタイル。
ブラウン×重め
カットスタイルは重めで落ち着いた印象にして、カラーで透明感を出す。ブラウンは艶感を損なわずナチュラルな印象にしてくれるので、重めスタイルにもとても合います。
ブラウン×ふんわり
ブラウンの透明感にカールスタイルのふんわり感。ガーリーヘアが好きな方にピッタリです。カラーのトーンを上げるほど透明感が増していきます。
【芸能人から学ぼう!】
芸能人の方で面長な顔立ちの方と言えば、菜々緒さんや山本美月さん、綾瀬はるかさんなどが思い浮かぶのではないでしょうか?どの方もおだやかで大人っぽい美女という印象が強いです。面長の方はこのような面長の顔立ちの芸能人のヘアスタイルを真似するのもいいのではないでしょうか?参考にしてみてください。
BS director
美容師→美容学校講師を経てライターとして一般の方はもちろん、美容師、美容学生に向けて知識を発信しています。ヘアスタイル、ヘアケアの悩みを解決する、役立つ記事をお届けします。