HOT TOPICS | 2022.07.21

雨の日の巻髪を諦めないで!1日落ちない巻き髪を作るためのテクニックを教えます。

ヘアアイロンを使って朝早くからしっかりとヘアスタイルを作りこみ「よし!完璧!」と思って出かけようとしたら外は雨。
湿気が多くなる雨の日はしっかり巻いた巻き髪も午後にはストレートに戻ってしまう…。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?
きつめに巻いてスプレーで固めれば持ちがよくなるかもしれないけれど、見た目もカチカチで全然かわいくない…。
ふんわりと柔らかい美しい巻髪をでも、ちょっとした工夫でしっかり1日キープできる方法があります。
今回は巻き髪をキープさせたいという方のために、巻き髪の基本テクニックから巻き髪を作る際のおすすめアイテムまでしっかりと解説していきます。
雨が多くなる梅雨時期に向けて対策をしていきましょう!

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INDEX
目 次

巻き髪をキープさせるテクニック

巻き髪はテクニックで持ちがよくなります。

一般の方はなかなか巻き方をプロに教わる機会も無く、ほとんど自己流で行っているため『巻きが取れる』『巻き髪に艶がない』『ボリュームばかりが出てしまう』といった結果になってしまいがち。

どんなにいいアイテムを使ったとしても、巻き方ができていなければ宝の持ち腐れ。

まずはプロの美容師が普段行っているヘアアイロンのテクニックをお伝えします。

最初はうまくいかなくても、繰り返し練習することで必ずツヤツヤな巻き髪を手に入れることができます。

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熱いものは冷えた時に形がつく

ヘアアイロンで跡が付きにくい、すぐ取れてしまう原因の一つとして巻いた後、冷まさずに髪の毛を触ってしまうということが大きい。

髪の毛にヘアアイロンを通すと髪の毛表面のキューティクルが温められ髪の毛の形をキープしている結合が一度切れます。

ヘアアイロンでカールをつけた髪の毛は、巻いた直後はまだ暖かく結合が切れた状態。

その状態で髪の毛を触ったり、引っ張ったりするとせっかく巻いたカールも弾力を失いだれてしまいます。

ヘアアイロンでカールをつけた後は5秒ほど手の中で髪の毛を冷ましておきましょう。重力でも多少伸びてしまうので、下から包み込むように手のひらの中に収めます。

しっかりと冷めたら、切れた結合が再結合するので巻き髪のキープ力は格段にアップします。

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巻く前に髪の毛をスルー

毛先だけのワンカールを作りたい場合でも中間部分からヘアアイロンを通し、熱を中間部分にも与えてあげましょう。

中間部分はダメージが出てくると切れ毛や枝毛が起こりやすい部分です。

切れ毛、枝毛が出てくると見た目がパサついてくる為、毛先にしかヘアアイロンが入っていないと余計に中間部分のパサつきが目立ちます。

全体的に艶やかなスタイルを作るには、ぱさついて見える部分にもヘアアイロンを数秒通して艶を出し、その後カールをつけていくようにしましょう。

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均等に熱を与えることがポイント

ヘアスタイルを作る時に全く髪の毛の量を減らさずに作ることはほぼ無いでしょう。

髪の毛は根本が一番量が多く、毛先に行けばいくほど量が少なくなる。

そんな髪の毛にヘアアイロンを当てる時は、根本付近の髪の毛の厚みと毛先の厚みを考えて、厚い部分にはヘアアイロンを長めに当てて、薄い部分は短めに当てましょう。

均一なカールを作れれば巻き髪の持ちが格段に良くなります。

髪の毛につけたカールにムラがあると、強い部分だけカールが残り弱い部分は取れてストレートになってしまいスタイルのバランスが崩れてしまいます。

髪の毛の動きは弱い方から強い方へ引っ張られるため、ヘアアイロンを使う際は根本から毛先までのカールの強さを意識してみましょう。

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巻き髪をキープするためのおすすめアイテム

技術面でのポイントが分かったところで、続いて巻き髪に使うと効果が高いヘアアイテムを紹介します。

せっかく綺麗に巻いた髪の毛も、スタイリング剤の選び方によっては台無しになってしまいます。

基本的に巻き髪スタイルには水分量の多いムースやジェル、クリームタイプのスタイリング剤は向きません。水分量の多いスタイリング剤は、巻き髪を伸ばしてしまいもちが悪くなります。

ここからは巻き髪におすすめな、普段使いができるヘアスタイリング剤をご紹介します。

サロンやネットサイトで注文できる、おすすめアイテムばかりなのでチェックしてください。

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ジェミールフランスプレー

素敵な巻き髪を維持するために大切なスタイリング剤。

選ぶ際の基準は『セット力』と『キープ力』がある程度あるものを選びましょう。

弱すぎてしまうとすぐカールがだれてしまいますし、強すぎても髪の毛がが硬くなってしまします。

自分の髪質に合わせてセット力を選べたら、次は『質感』を決めていきましょう。

基準となるのは『艶っぽさとドライな質感』。

艶っぽく見せるのかドライに見せるのか、どちらの質感にも対応できるセット剤でおすすめなのが『ジェミールフランスプレー』です。

ジェミールフランスプレーは艶のあるSWと、ドライな質感のSDの2種類があり使い分けが可能です。

スプレータイプなので軽い仕上がりな為、細毛で髪の毛がペタッとしやすい方にお勧めです。

程良いセット力と甘い香りで女子力がアップすること間違いなし!

プロダクトワックス

「束感が欲しいけどワックスでべとべとになるのは苦手…」

そんな方にお勧めしたいのがワックスではなく『プロダクトワックス』です。

「ワックス苦手だって言ったじゃん!」という方!聞いてください。

プロダクトワックスは商品名はワックスですが実はバームと言われるものです。

ワックスはセット力が強く、ファイバーやコンディショニング罪が配合されていて髪の毛同士をくっつける効果があります。

一方バームは、ナチュラル系のオイルを固形に固めたもので保湿力が高く自然な仕上がりになります。

ヘアスタイリング以外にもリップクリームやハンドクリームにも使えるのでさらっとした手触りはそのままに巻き髪に束感を出すことができます。

フィヨーレ クリエイティブデザイン ビーチウェーブ ヘアスプレー

ヘアスプレーははアイロンで巻いた後の髪の毛につけるだけではありません。

ヘアアイロンを使う前に髪の毛にスプレーすることで巻き髪の持ちをよくしてくれるアイテムもあるんです。

その中でもおすすめなのが『フィヨーレ クリエイティブデザイン ビーチウェーブ ヘアスプレー』です。

その名の通り、ビーチの風にも負けないカールを作ってくれるスプレーで、紫外線のダメージからも守ってくれます。

ビーチに行く場面だけでなく、普段使いも可能なのでヘアアイロンを使う前にはこのアイテムを使ってみましょう。

こちらもスプレータイプなので軽い仕上がりなので、できるだけべたつかせたくない方や、髪の毛が細い方にお勧めです。

ナプラN.オイル

巻き髪スタイルの悩みとして持ちの悪さの他にボリュームの出すぎ問題があると思います。

癖っ毛の方は湿気などで根元のボリュームが時間とともに出てきてしまい、結果的にスタイルの持ちが悪くなります。

そんな時におすすめなのが『ナプラN.オイル』です。

ナプラN.オイルはしっとりとした仕上がりを作ることができる重めのオイルです。

ヘアアイロンを使う前に根本付近からなじませボリュームを抑えましょう。

2滴ほどで十分まとまるので付けすぎ注意です。

オーガニック系のオイルとなっているので、髪の毛だけでなく手や爪の乾燥対策にも有効です。

巻き髪をキープして素敵なヘアスタイルを手に入れよう

ヘアアイロンの使い方と、巻き髪を作る際におすすめのヘアアイテムが分かったところで、なりたいの巻き髪スタイルを見つけていきましょう。

目標のヘアスタイルが決まれば、それを叶えるための手段が見えてきます。

自分の好みや年齢、ライフスタイルを考慮して好きなヘアスタイルが見つかったら美容師さんに相談しましょう。

きっとあなたが選んだヘアスタイルを、あなた仕様にカスタマイズして提案してくれるはず!

明日が楽しくなるようなヘアスタイルを手に入れて、充実した日々を過ごして下さい。

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巻き髪スタイル⓵

ゆるいウエーブがエロカワな雰囲気を醸し出す。

最近のスタイルは強すぎるカールよりもゆるめのカールが主流です。子どもっぽくなりすぎるショートレングスに合わせるのがお勧め。

大きめのヘアアイロンで中間から毛先に波打つウェーブをつけた後に、ウエットな質感がでるヘアスタイリング剤で束感を作ります。

顔に細めの毛束をかかるようにスタイリングして、メンズ受けも狙って。

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巻き髪スタイル⓶

サイドに膨らみを持たせたカールスタイル。

ふっくらとしたカールは女性らしさを感じさせるどこか懐かしいレトロなスタイルを作るのに最適です。

ヘアアイロンを横向きに入れて根本を立ち上げ内巻きに。毛先は外に跳ねるように動きを出せば、重たさを感じさせないミディアムヘアに早変わり。ある程度キープ力のあるスプレーを内側から吹き付けて根本の立ち上がりを維持しましょう!

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巻き髪スタイル⓷

フェイスラインをすっきりと出して大人爽やかな雰囲気に。長めに伸ばしたバングは後ろに流してウエービーにしていきます。

サイドの動き以外は比較的ボリューム感を抑えめに巻き、オイル系のスタイリング剤でしっとりと仕上げる。艶感を失わないように、熱を当てた後の髪の毛をしっかりと冷やして巻き髪のカールと艶をキープ。

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巻き髪スタイル⓸

ショートヘアにヘアアイロンを活用すると小慣れた感じでおしゃれに仕上がる。

ボブスタイルは表面の髪の毛をすくって、ボリューム感に注意しながらヘアアイロンを操作しましょう。

トップは根本の立ち上がりをつけて、襟足部分はタイトにといった感じでメリハリをつけてあげるとスタイルにまとまりが生まれます。タイトに抑えるためには根本を潰すようにヘアアイロンを入れていきましょう。

襟足の毛先は外跳ねにするとカジュアルになってかわいらしい。

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巻き髪スタイル⓹

巻き髪スタイルと相性がいいレイヤースタイル。

表面の毛が短く切られているので、ヘアアイロンで巻いた時に毛先の動きを目立たせることができます。レイヤーの高さは顔の形によって調整すると効果的です。

毛先の動きを作りやすいワックス系のスタイリング剤を揉み込んでスタイルを作るのがおすすめ。

毛量の多い方は見た目も軽く見せることができるので「軽くしたいけど梳きバサミでガシガシ軽くするのは苦手」と言う方はレイヤースタイルを試してみて!

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BS director

BS director

美容師→美容学校講師を経てライターとして一般の方はもちろん、美容師、美容学生に向けて知識を発信しています。ヘアスタイル、ヘアケアの悩みを解決する、役立つ記事をお届けします。