HOT TOPICS | 2022.08.12

濡れ髪は古いなんて言わせない!まだまだかわいい濡れ髪ヘアスタイルの作り方

濡れたような質感のヘアスタイルは今でもとても流行っています。『濡れ髪色っぽヘア』などがヘアカタログを埋め尽くしていた頃に比べると、たしかに数は減っていきましたが、まだまだ根強い人気があります。一昔前の濡れ髪ヘアスタイルは髪の毛に水分を含ませて、更にその上から水分量の多いムースやクリームなどのスタイリング剤をつけて作っていました。しかし、今のトレンドは『やや濡れ』です。
・毛先に少し束感がでる
・前髪がまとまりおでこが透ける
・しっとりと艶感のある見た目
過去の濡れ髪のイメージとはちょっと違う質感です。今回は、今流行りの濡れ髪の作り方やおすすめアイテム、色っぽい濡れ髪スタイルをご紹介します。いつものヘアセットを少し変えるだけで、印象を変えることができるのでチャレンジしてみましょう!

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INDEX
目 次

濡れ髪ヘアはどんなイメージ?

濡れ髪スタイルを見てあなたならどんな印象を持つでしょうか?

しっとりと艶のある見た目、束感のある毛先、くっきりと動きのあるウェーブ。

ヘアスタイルは違えど『濡れ髪』という共通のキーワードから感じるイメージとしては次のようなものがあると思います。

【大人っぽい】

【クール】

【色っぽい】

濡れ髪のしっとりとした水分量の多い髪の毛はカジュアルさを軽減させてクールで大人っぽい印象を作ります。現在のトレンドの『やや濡れ』であっても同じ印象を与えることができます。

服装が大人っぽくても、髪の毛がパサパサで艶がなければだらしない印象になってしまいます。

トレンドの濡れ髪で好印象を与えていきましょう。

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濡れ髪を作るには?

濡れ髪を作るためにはどうすればいいと思いますか?

単純に髪の毛を濡らしてびちょびちょなまま外に出るわけにはいかないので、スタイリング剤で濡れ髪を使っていきましょう。

濡れ髪を作る上で大事なのはやっぱり『水分量』です。つまり水分を多く含むスタイリング剤を使うのが欠かせません。

水分量の多いスタイリング剤は

・ムース

・ジェル

・ミスト

これらのスタイリング剤はセット力に幅があり、髪質によって使い分けられるアイテムが多い。

また、水分だけじゃなく『油分』の多いスタイリング剤を使うと自然な艶感の濡れ髪を作ることができるので、油分の多い以下のようなスタイリング剤もおすすめです。

・ヘアオイル

・バーム

・クリーム

油分を多く含むスタイリング剤を毛先中心に馴染ませ、毛束をねじるように束感を作ると、さらっとした質感の今っぽい濡れ髪を作ることができます。

水分量の多いスタイリング剤よりも、油分がメインのオイルやバームなどはさらっと軽い仕上がりのものが多いので、ペタッとしてしまう髪質の方は浮遊感のあるスタイルを作りやすくなります。

自分の髪質に合わせてスタイリング剤は選んでいきましょう。

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濡れ髪ヘアを作るならこのアイテムがおすすめ

先程ご紹介した通り、濡れ髪を作るにはムースやヘアオイルなどを使うのが有効です。

しかし、種類が多くてどのアイテムを使えばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?

「なんとなく買ってみたけれど使ってみたらなんか違った」

そんな経験からスタイリングが上手くいかないのが当たり前になっていませんか?

髪質に合ったスタイリング剤を使うだけでも、毎日のセット時間を短縮できたり満足感を上げることにつながるのでぜひベストなアイテムを使ってほしいと思います。

何を使えばいいのかわからないと嘆いているそんな方のために、美容師がおすすめする使いやすいヘアアイテムをご紹介します。

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moii クリーム グローリーゼア

今のトレンドであるやや濡れ質感は、作り込みすぎない自然な質感が大切なのでナチュラルなセット力のあるアイテムが使いやすい。

『moiiクリーム グローリーゼア』は自然由来の成分を使った、ヘアだけでなくボディに使えるくらい低刺激。

セット力の強いベトっとした手触りが苦手な方にはぴったりのアイテムです。

1円玉ほどの大きさを手のひらに出し、手のひら全体に伸ばし髪の毛の中間から毛先に馴染ませましょう。

N.ポリッシュオイル

大人気のN.シリーズから『ポリッシュオイル』をおすすめします。

天然由来成分のみで作られたかなアイテムは、肌に優しく自然な手触りでサラッとした質感をつくれます。他のヘアオイルによくあるような油分だけが強くベトベトした手触りは全くありません。

程よい毛束感やまとまりを作れるのでやや濡れ質感を簡単に実現。

2〜3滴ほどを手に出して毛先を握るように揉み込みましょう。手につけた後の余ったオイルは手に馴染ませてハンド、ネイルオイルとしても使えます。

ミルボン ニゼル ドレシアコレクションジェリーS

程よい濡れ髪を作れる『ニゼル ドレシアコレクションジェリーS』

セット力もあるので硬めの髪質の方でもある程度の動きとボリュームダウンの効果が得られるでしょう。

手のひらに1〜2プッシュほどの量を出し、毛先中心につけてシルエットを整えましょう。

髪の毛を揉むようにスタイリングすればクシャっとした質感でラフな印象にもできるセット力がありながら、濡れ髪効果で艶感もキープ。

ボサボサになって手櫛も通らないようなヘアスタイルとはおさらばしましょう。

女子力を上げる濡れ髪ヘアスタイル集

女子が憧れる色っぽい濡れ髪スタイルはたくさんあります。

ヘアカタログやInstagramを見れば魅力的なヘアスタイルを探すことができますが、イマイチ分からないという経験をした方もいると思います。

「このヘアスタイルは私の顔の形に合うのかな?」

「私の髪質でもこのヘアスタイルは実現可能?」

ここでは極力分かりやすく髪質やデザインのことを含め、濡れ髪ヘアスタイルについて説明していきます。

自分にピッタリな濡れ髪ヘアスタイルを探していきましょう!

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濡れ髪スタイル⓵

ミディアムレングスの巻き髪やや濡れヘアスタイル。

巻き髪に艶感は必須条件。髪の毛のウエーブがどこからみても艶やかで美しい。

毛先の動きを目立たせるために、艶感を感じるクリームタイプのスタイリング剤がおすすめです。

ハイトーンのヘアカラーでも艶やかな濡れ髪スタイリングならパサつかずに大人っぽく仕上がります。

トレンドの韓国風巻き髪で、面長さんや逆三角形の顔型をカバーできる!

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濡れ髪スタイル⓶

ショートレングスの濡れ髪スタイル。

ダークトーンならではの艶と落ち着いた大人の色っぽさを表現できる。

基本的にはストレートタッチでスタイリングして、毛先のみワンカールをつける。バングは後ろに流すようにくせをつけ、やや濡れの毛束感をしっかり作りましょう。

年齢に囚われないヘアスタイルなので、どんな人でも挑戦しやすいヘアスタイル。

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濡れ髪スタイル⓷

ショートレングスは子どもっぽくなりがちですが、ややなら質感で大人っぽく仕上げましょう。

生えぐせの強い人はストレートアイロンでくせを伸ばしてからスタイリングするのがおすすめです。

セット力のあるグロスやジェルなどを全体につけ、毛先に束感を作り頭頂部や後頭部にボリュームを与えます。

ショートレングスは骨格をカバーするようにカットをすると似合わせやすい。

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濡れ髪スタイル⓸

ロングのウエーブスタイルは、動く毛先に濡れ感と束感を与えましょう。

毛先に自然な束感がつくようにオイル系のスタイリングを揉み込み、細めの束を引き出しながら作っていきます。作りこみすぎない雰囲気が逆にかっこいい。

クールな印象を与えたい方にぴったりなヘアスタイルです。アッシュ系のくすみカラーと合わせると大人っぽさとクールさがアップ!

ビーチから上がってきたような雰囲気を醸し出す、大人濡れ髪スタイルを目指して。

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濡れ髪スタイル⓹

シンプルなボブスタイルに、毛先の外ハネと濡れ感をプラス。

アイロンで毛先に外ハネの動きをつけ、毛先がパサつかないように濡れ感を作るスタイリング剤をオン!

普通のボブスタイルだとシルエットが丸くなり、丸顔さんにに合わせにくい。丸顔さんや面長さんにおすすめのスタイリング。

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濡れ髪スタイル⑥

カットラインを出したボブは、ストレートの流れが一番美しい。

毛流れが分かるようにスタイリング剤をつけてから櫛を通し、タイトに仕上げて艶を出しましょう。

カットラインを整えるために、目の細かい櫛を使うと、より毛先のまとまり感が生まれます。

自然な動きをキープできるように、ソフトハードスプレーで仕上げ!

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濡れ髪スタイル⑦

丸みのある女性らしいマッシュスタイル。

可愛らしい印象のマッシュスタイルも濡れ髪スタイリングならクールに決まる。

クシャッとした質感を作るために、ワックスにジェルもしくはワックスにヘアオイルを混ぜて使うのもおすすめ。セット力をキープしつつ濡れ感をプラスし、カジュアルさを抑えることができます。

ポイントでサイドにハネ感を加え、落ち着いたマッシュスタイルに動きを加えて軽さもプラスしましょう。

かわいいシルエットにクールなスタイリングのギャップがおしゃれなスタイルです。

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濡れ髪スタイル⑧

襟足を刈り上げたスッキリとしたショートスタイル。

トップは長く残しメリハリをつけて、トップの動きを目立たせて。

刈り上げ部分のドライな質感と、トップのウエット感がいい具合の対比になってカッコいい。

ゆるいウエーブをつけてウエットに仕上げると毛束間アップ。ジェルなどで仕上げるのがおすすめです。

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濡れ髪スタイル⑨

浮遊感たっぷりのショートスタイル。ふわっと浮かぶ細い毛束が艶やかに動く。

しっかりと量を取って軽くした毛束を、セット力のあるスタイリング剤で動かしましょう。

バングもおでこが透けるくらいに量を取り、スタイリング剤を毛先につけて柔らかい束感をつけるとウブな印象に。

最後に艶出し効果のあるセットスプレーで浮遊感をキープ!

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濡れ髪スタイル⑩

大きくうねるミディアムウエーブヘア。細い毛束を作れるやや濡れスタイリングで大人の雰囲気に。

おでこにバサッとバングがかかると疲れた印象になるので、ふんわりと癖づけをして、柔らかく目にかかるバングを作りましょう。

サイドにボリュームをもたせたスタイルは、面長さんの気になるシルエットをカバーしてくれます。

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BS director

BS director

美容師→美容学校講師を経てライターとして一般の方はもちろん、美容師、美容学生に向けて知識を発信しています。ヘアスタイル、ヘアケアの悩みを解決する、役立つ記事をお届けします。