HOT TOPICS | 2018.04.12
ぺったんこの前髪なんかにめげない!ふんわり前髪を目指して、徹底解説!
前髪がぺったんこになってしまう。これは、男女ともに共通する髪の悩みの一つです。ぺったんこの前髪は、老けて見えてしまうことがあります。さらにスタイリングしてないはずなのに、いつの間にか前髪がぱっくりと割れていることもありますよね。特に天気が悪くてぺったんこになっちゃうという話をよく耳にしますが、そもそもどうして髪がぺったんこになるのか。ぺったんこ前髪に悩んでいる方はぜひ、ふんわり前髪を目指して、読んでいただけたらと思います!
- ぺったんこ
- 前髪
ぺったんこになる原因とは・・・?
【毎日のケアで、改善できるもの】
【その①】 生まれつきの髪質
生まれつきの髪質として、髪が細い、ハリ・コシがないという方もいます。生まれつきの髪質なので、髪質を変えることはできませんが、日々のケアで改善していくことはできます。
【その②】 生活習慣の乱れ・頭皮環境
生活習慣が乱れるとホルモンバランスも乱れてしまい、髪の成長も阻害されハリ・コシがなくなり細い髪になってしまいます。特に飲酒と喫煙は悪影響で、食生活の乱れや睡眠不足、またストレスも頭皮環境を悪くする原因です。
【その③】 ダメージ
パーマやカラーなど髪に負担をかけているとキューティクルが剥がれ落ち、髪の内側にあるコルテックスという皮質が出た状態になります。この状態は髪にさらにダメージを与えることとなり、髪は細くなり弱くなってしまいます。
【自然に起きること、でも予防はできるもの】
【その①】 湿気
天気が悪いからぺったんこになるというのは、この湿気が原因です。空気中に水分が多く含まれることで湿度が上がります。その湿度によって、髪が水分を吸収し重くなることでぺったんこになってしまうのです。
【その②】 加齢
年齢とともに、ホルモンバランスが乱れるようになるため、髪が細くなりハリ・コシが失われていくとされています。加齢によって髪が弱くなっていくのは、男女共通に起こることでもあります。
すぐ始められるものも!しっかり予防対策して、ぺったんこ前髪とさようなら!
その① シャンプー・トリートメントを変えてみる!
たくさんの種類のシャンプー・トリートメントが販売されていますが、中でもアミノ酸系のシャンプーとノンシリコンのものがぺったんこ髪に効果があるとされています。
アミノ酸系のシャンプーは、洗浄力がないと言われるので洗い残しには注意が必要ですが、頭皮や髪へのダメージが少なく髪が細くなるのを防ぐことができます。また、髪への栄養も行き届くようになりハリ・コシも期待できます。
ノンシリコンは、シリコンが含まれないことで重みがつかない分、髪にボリュームが出やすいとされています。髪への負担も少ないので、手軽に試すことができます。
もちろん、シャンプーやトリートメントは合う合わないがあるので、自分に合うものを探すことが大事です。
その② ドライヤーの使い方にも注意して!
まず、ドライヤーも熱によって髪に負担をかけているということを忘れてはいけません!
頭皮と髪をダメージから守り髪を細くしないために、
ドライヤーを使う前には、
・タオルドライはゴシゴシするのではなく、タオルで優しく髪を挟むようにして水分を十分に取ります。
・同じところに熱を与え過ぎないよう、髪からドライヤーを離して当て続けないようにする。
そしてドライヤーを使う時には、
・生乾きで終わらせないこと。
・後ろから前へ向かって風を当てることを意識すること。
ドライヤーの熱から髪を守り、髪の補修のためにも洗い流さないトリートメントの使用も◎。
その③ 生活習慣の改善も大事!
・食生活
バランスのいい食事がもちろん良いのですが、髪の栄養となるたんぱく質の摂取も大事です。合わせて、亜鉛やビタミンをバランスよく摂取することで、髪の健康に繋がります。
・睡眠
睡眠中に分泌される成長ホルモンが髪の成長を促してくれます。そのためにも、睡眠時間を十分にとって成長ホルモンの分泌を活性できる状態にすることも大事です。
・喫煙・ストレス
喫煙は、血管を収縮させる作用があります。血管が収縮するということは、血行不良になるということです。血行不良になると頭皮も固くなり髪に栄養がしっかりと行き渡らなくなり髪が弱くなります。また血行不良はストレスでも引き起こされてしまいます。
ちなみにみんな、コレ大丈夫?
コンディショナーやリンス、トリートメント剤は毛先から!
シャンプーを使った後は、コンディショナーやリンスで髪のケアをしている方がほとんどだと思います。でもコンディショナーやリンス、根元につけてはいませんか?洗い流さないトリートメントなどのヘアケア剤には油分が多く含まれています。
そのため根元へのつけすぎには注意をし、毛先から中間部分を中心にケアすることを意識することが大事。油分によって頭皮に汚れがたまりやすくなったり、油分の重みでぺったんこになってしまうのです。
スタイリング剤、つけすぎてない?
ふんわりさせようと、一生懸命スタイリングしてうまくいけばキープさせたいもの。でもキープ力を考えて、ついついスタイリング剤が多くなっていることありませんか?
スタイリング剤にも、水分や油分が多く含まれています。つければつけるほど、重みでぺったんこになってしまいます。さらに、前髪のスタイリングの場合は毛先に動きをつけるようにつけることが大事です。揉み込んだりスプレーの量が多いと、ぺったんこになってしまいます。
朝からぺったんこが直らない!夕方になるとぺったんこになっちゃう!
朝のスタイリングが決まらない。そんな方は、スキンケアや化粧品の成分が髪についているかもしれません。スキンケアにも化粧品にも油分が含まれています。この油分が髪についてしまうと重みでぺったんこになることがります。
さらに夕方になるとぺったんこになり始めるという方は、皮脂が原因かもしれません。日中の皮脂の分泌をケアせずにいると、髪に付着し重みでぺったんこになってしまいます。適度に皮脂を抑えることも大事なのです。
こういった油分が髪につきやすい方は、フェイスパウダーを前髪につけて馴染ませると予防できることがあるので、おすすめです。
簡単にできる、解決方法ってある?
カーラーを使って、ボリュームを作る!
誰でもできる一番簡単なやり方は、マジックカーラーでクセをつけることです。
①根元をふんわりと立ち上げるために前髪を軽く持ち上げながらカーラーを巻きます。
※髪の量が多い方は、前髪を上下に分けて2ヶ所でカーラーを巻くとクセがつきやすくなります。
②そのまま、しばらく放置します。時間がない場合は、ドライヤーで熱風を当て髪が温まったら、冷風を当てるとクセを作ることができます。
③カーラーをはずして、髪をほぐして完成。
放置時間をメイク時間にすると、朝の忙しい時間も有効に使えます!
コテやアイロンを使って、ふんわり前髪に。
〇コテ、ヘアアイロンの場合
①前髪を持ち上げながら、巻いていきます。
②髪に対して45~90度の角度で巻いていきます。
〇ストレートアイロンの場合
①前髪を持ち上げながら、巻いていきます。
②強く挟まず、優しく髪を丸めるようにして滑らせます。
前髪の短い方はおでこをやけどしやすくなるので、ストレートアイロンの方がやりやすいかと思います。また髪に対して垂直に、強く髪をはさんでしまうと折れ線のような跡がついてしまうため、力加減には注意してください。
カーラーと同様、髪を軽く持ち上げながら熱を通すことで、根元をふんわりと立ち上げることができます。
ドライヤーを使ってぺったんこを解消!乾かし方がポイント!
①毛流れを整えるため、根元を中心に髪を湿らす程度に濡らします。
②左右に毛流れを変えながら、ドライヤーで温風を当てます。
③次にロールブラシを髪の内側から巻き込むようにして、ドライヤーを斜め上から当てていきます。
④ブラシをまわしながら温風を当てると、毛流れがきれいになります。
⑤ブラシで髪を巻いたまま、冷風を当ててふんわりとした形をキープさせて完成。
髪は乾いている時に形が形成されやすいため、お風呂上がりのドライヤーもこの方法で乾かすと朝のセットもラクになります。
それでも、上手くできなかったら・・・!
ヘアアレンジで、ボリューム作り!
〇ポンパドール
前髪を取って、後ろに向かってねじってとめるだけ。ピンで留めることもできますが、ゴムで留めるとボリュームの調整もしやすくなります。高さを調整できるポンパドールは、トップにボリュームを作りやすいのでおすすめです。
〇くるりんぱ
前髪をゴムでまとめ、結び目部分に穴をあけて毛先から通すだけ。毛束を引き出して、ほぐせばルーズな仕上がりにもなりこなれた印象にもなります。ポンパドール同様、ボリュームを調整しやすいアレンジです。
〇ねじり
サイドに向かって前髪をねじってピンで留めるだけ。これもほぐしてルーズ感を出すとボリュームも出て雰囲気のある仕上がりになります。このアレンジを覚えておくと応用もしやすくなり、便利なアレンジです。
〇編み込み、三つ編み
サイドに向かって、前髪を編んでいくだけ。大きめに編んでほぐしルーズ感を出せばフェミニンな印象になり、タイトに細かく編んでいけばモードな印象になります。前髪の長さに関わらずできるアレンジです。
アレンジが苦手でも大丈夫!
アレンジの時間がないときは、かきあげ風にしたりオールバックにしても◎。誰でも簡単にできるスタイリングです。髪の分け目を変えたりスタイリング剤を変えるだけで印象も変わり、時間がないときにおすすめのスタイリングです!
まとめ
男女ともに多い髪の悩み、前髪のぺったんこ。解消方法だけではなく、対策して予防すること、改善していくことができます。まずは、自分はなぜぺったんこになりやすいのか、原因を探してみましょう。日々のケアで髪質を改善することもでき、また気になるぺったんこを解消する方法があります。もちろん、日々のケアの方法にも注意しながら強い髪を作って、ふわふわの前髪になっちゃいましょう!
satomaoko
役に立つ、わかりやすい、そんな情報をお届けしたいと思います。