人気サロンの“らしさ”を紐解く! 個の強みを発揮することがサロン成長の起爆剤! 超新星人気サロンSKILL TOKYOに迫る!【前編】

2023年2月、東京・渋谷に彗星の如く現れたメンズサロン、SKILL TOKYO。一流スタイリストが集結し、その圧倒的な技術力×デザインで一躍人気サロンに登り詰めました。今回は業界内外から注目されるSKILL TOKYO代表・岩本桂弥さんと幹部の乾立貴さん、長瀬大貴さんのスペシャル対談が実現!

インタビューは前後編の2本立てです。前編では、SKILL TOKYOのコンセプトやサロンの魅力を掘り下げました!

SPECIAL CONTENTS

2024.01.24

INDEX
目 次

SKILLTOKYOメンバープロフィール紹介

SKILL TOKYO代表

岩本 桂弥 いわもと けいや (写真:中央)

福岡県出身。福岡美容専門学校福岡校卒業し、都内の有名メンズサロンに新卒入社後、フリーランス美容師に転向。SNSでの集客やブランディングに特化し、10〜20代から圧倒的に支持を受け、Tik Tok は約23.7万、Instagram約11.8万のフォロワーを誇る。河野雅昭氏が代表を務める『SKILL天神今泉』の東京代表として、2023年2月に『SKILL TOKYO』をオープン。サロンワークのみならず、撮影やセミナーなど多岐に活躍し、美容業界内外から注目を集めている。

SKILL TOKYO マネージャー

長瀬 大貴 ながせ だいき (写真:左)

埼玉県出身。埼玉県理容美容学校の通信科を卒業後、レディースサロン2社で店長を経験し、独立を視野にフリーランスへ転向。その頃にSKILL TOKYO代表の岩本に出会い感銘を受け、2023年4月に入社。『お客さまの美意識をワンランク上へ』をテーマに、10〜20代から圧倒的に支持を受ける。短すぎない短髪を得意とし、絶大な支持を受けている。現在はマネージャーとしてサロンの成長を支えるキーパーソン。

SKILL TOKYO 店長

乾 立貴 いぬい りき (写真:右)

福井県出身。山野美容専門学校を卒業。レディースサロンで店長を務め、その後フリーランス美容師に転向。独立準備をしていたシェアサロンで代表の岩本と出会い、SKILL TOKYOへの参画を決意。一人一人の骨格や髪質に合わせて巻くオーダーメイドパーマを得意とし、その技術力の高さと柔らかい人柄でリピート率No.1を誇る人気スタイリスト。現在は店長として教育面などスタッフをリードする存在。

出る杭は、もっと出す! スタッフのやりたいことがSKILL TOKYOを強くする!

編集部:幹部であるみなさんは、どういったキッカケでSKILL TOKYOに参画されたんですか?

岩本 桂弥(以下、岩本):福岡のSKILL代表・河野雅昭と8年来の仲で、下積み時代から「いつか一緒にお店をやりたいね」と話していたんです。2022年に河野がSKILL天神今泉店を立ち上げ、その1年後に僕が東京の代表になりSKILL TOKYOをオープンしました。

幹部の長瀬と乾は僕をいつも全力で応援してくれる最良のパートナーです。僕があまりにも突っ走りすぎていると長瀬がストッパーになってくれ、広い視野でサロンの成長へ導いてくれます。乾は、スタッフ一人ひとりに親身になって向き合い、チームをまとめてくれる存在です。

乾 立貴(以下、乾):代表の岩本とはSKILLの前に所属していたシェアサロンが一緒だったんです。20代前半でフリーランスをしている仲間はあまりいなかったので、同い年でもある岩本は貴重な友人。岩本は一度決めたことは大小関係なくやり切るし、その行動力で規格外の活躍を見て「こんなスゴい同世代は、なかなかいない」とリスペクトしてます。独立準備のためにフリーランスで働いてましたが、岩本が声をかけてくれて「一緒に働きたい!」と直感で決めました。

長瀬 大貴(以下、長瀬):僕は河野を通して岩本と出会いました。SNS上の活躍からはキラキラした印象だったのですが、実際会うと良いギャップがあって! 若いのに地に足がついた価値観を持ってるかと思えば、少年のように夢へ向かって突っ走る熱量もあって魅力を感じました。

僕も独立を視野にフリーランスをしていましたが、自分にないものを持っているメンバーが集まるSKILL TOKYOに魅力を感じ、ここで力を発揮したくなって入社しました。

編集部:幹部のみなさんが思う、SKILL TOKYOの良さってどこですか?

乾:素直さと謙虚さを兼ね備えているところです。フリーランス出身や有名サロンで下積みを経験したメンバーが多いので、それぞれが理想とする美容師像や正解が違います。他のメンバーのスタンスを受け入れつつ、SKILL TOKYOとしてひとつの答えを出して一緒の方向を見ることができるのが強みですね。ポジション関係なく意見を出せる環境ですし、何を決めるにも全員の意見を擦り合わせます。

岩本:オープン当初からとにかく仲が良くて、今ではスタッフ全員が家族みたいな関係性です。アットホームなのはもちろんのこと、末っ子がお父さんを注意するようにアシスタントが幹部メンバーに意見できる風通しの良さがあり、その関係性が心地いいですね。それぞれキャラクターが立っているので、常にコミュニケーションを取りながらその魅力を伸ばしていけるようにサポートしています。

長瀬:僕はSKILL TOKYOに入るまで3店舗経験していますが、これまでと一番違うのは『出る杭はもっと出す』ところ。年齢関係なく個人を尊重し、フラットに接してくれるメンバーばかりです。業界をリードするスタッフが多く所属しているので最先端の情報をキャッチでき、やった分だけ夢が見られる場所ですね。もし自分が下積み時代にこのサロンで働けていたら、また違った可能性を感じているだろうなって思います。

編集部:出る杭を打たずにスタッフを伸ばしていく…器が広くないとできないことですね。

岩本:突出しているところは、その子の長所でもあります。スタッフのやりたいことをやるのが、一番SKILLの成長につながるかと。もちろん会社に所属するにあたり最低限必要なルールもありますし、やりたいことのために今やるべきこともあります。そこを前提に、やりたいようにやってくれたらと思いますね。スタッフの中には芸能人になりたいとか、服を作りたい、店舗持ちたいなど、さまざまな夢があり、全力で応援していきたいですね。

天狗になったら一瞬で散る業界。だからこそSKILLが大切にしていることとは?

編集部:2023年の2月にオープンしてから1年も立たずに、随分とスタッフさんが増えましたね。

岩本:4名からスタートし15名ほど増えて、新卒が5名入社予定です。スタッフそれぞれの夢にフォーカスしてスポットライトが当たるよう環境を用意していたら、自然と集まってきてくれました。

美容師さんから進路相談をされることがあるんですが、大体の方が「未来が見えない」と言うんですよね。「もっと楽して稼ぎたい」なんてお話も上がるのですが、代表になった今だからわかるんですけど、どの立場でも結局は汗をかきながら動いて、努力を続けないといけません。どうせ頑張るしかないんだったら、モチベーションの高い仲間に囲まれて、努力したことが実を結ぶ環境を用意してくれるサロンがいいですよね。SKILL TOKYOはそこを徹底してます。

編集部:オープン前からSKILL TOKYOさんの動向が注目されていました。そういった勢いを感じることはありましたか?

長瀬:入社前は期待されているムードを感じることはありましたが、いざ入ってみるとメンズ業界の層の厚さを感じますし、良い危機感があります。SKILL天神今泉の勢いもすごいので、刺激になりますね。SKILLの全店舗で毎月ミーティングをしたり営業も行き来してコンタクトを取りながら、いいところをスタッフに共有しています。

乾:SKILL TOKYO のエリアは、激戦区でもあるので他サロンの情報も入ってくると少し焦りを感じることもありますが、僕たちも相当強い組織だと自信もあります。

岩本:圧倒的な自分の強みを持っているスタッフばかりなので、心に余裕がありチームワークも良いです。最近思うのは、圧倒的な利己があるから、利他できるんだなって。まずは自分の芯を強固にして経験から自信を得ることで、相手の個性を認めたり思いやりがもてたりするんですよね。個が磨かれているSKILLのメンバーは仲間を尊重していますし、サロンの伸び代が無限にあります。

編集部:おっしゃる通り、SKILLのみなさんは個人でもチームでも輝いてますよね。

岩本:おかげさまでそういっていただく機会も増えましたが、調子がいいときほど謙虚でありたいですね。天狗になったら一瞬で終わりますから、初心を忘れないようにしています。サロン名のSKILLにも技術はもちろんのこと挨拶や礼儀、接客などの人間力も高めて、全技術を極める集団でありたいという想いが込められています。

スタイリストそれぞれの“カッコいい”ヘアデザインを貫く

編集部:SKILL TOKYOさんはヘアスタイルなどの技術面でも、それぞれ幅広いジャンルで活動されていますね。

長瀬:スタイリストによって系統が全く違うので、入店された瞬間に誰のお客さんかわかりますね。

岩本:各々の「カッコいい」を貫いてもらっています。オープンしたころはヘルプに入ったりすると「俺ならこうするのにな」と思うことがあって、技術を統一しようと考えたこともあったんです。でもお客さんは担当者がこだわったスタイルを求めて来店してくださっているので、俺が強要するのはおかしいなと。実際にリピートされるお客さまが多くて、乾なんかは約80%再来に繋げてリピート率No.1です。

編集部:それはすごい! どんなお客さまがいらっしゃいますか!?

乾:僕は日常に馴染むパーマスタイルを推していて、社会人3〜4年目の方を中心に少し上だと30〜40代の方がいらっしゃいます。どんなスタイルも扱いやすいのが特徴で、落ち着いた雰囲気のお客さまにきていただいてますね。どんな職業の方でも馴染むようにパーマの巻き方を研究しています。

技術以外で大事にしているのは、安心感を与える接客を心がけています。お客さまの家族の名前や、お子さんがどういう習い事をしているのかまで覚えてますよ。

岩本:乾は、誰もができる当たり前のことを誰よりもやるし、それを続けられるんです。完成したスタイルを撮影してその写真を共有したり、会話の内容をカルテにメモしたり。そういった努力や姿勢が、お客さまとの信頼につながっていますね。

編集部:さすがリピート率No.1を誇る乾さん! 努力の賜物ですね。長瀬さんのお客さまはどんな方が多いですか?

長瀬:メインは高校生から30代の方です。短すぎない短髪が得意で、清潔感がありながら男らしさのあるシルエットを心がけています。なぜその長さにこだわるかというと、短髪にするのって人によっては勇気が必要なんですよね。僕も昔はロン毛だったのでその気持ちがわかるんですよ。初めて短髪にする人でもトライしやすいように絶妙な長さにしています。ここ最近は、同世代のお客さまをターゲットにした平成セットの「シチサン」も好評です。

岩本:僕のお客さまは、下は中学生から一番上は60代の方がいらっしゃいます。僕はSNSを武器にして注目を浴びましたが、SNSは集客の入り口の一歩でしかありません。魅力を感じて来店してくださっても、技術力や接客がダメならリピートはないんですよ。その失敗をしたことがあるからこそ、スキルを磨くことに余念がないし、技術に確固たる自信があります。おかげさまで今は次回予約だけで席が埋まるんです。技術も接客もプロフェッショナルな営業をしないとそういったリターンにつながらないので、その姿勢を見せながら、最終的にはスタッフにもそうなってほしいですね。

−後編では、SKILL TOKYOの3名が実際にデザインしている、イチオシスタイルをご紹介! お楽しみに!

後編に続く

PROFILE
プロフィール
岩本 桂弥
SKILL TOKYO 代表

岩本 桂弥いわもと けいや

福岡県出身。福岡美容専門学校福岡校卒業し、都内の有名メンズサロンに新卒入社後、フリーランス美容師に転向。SNSでの集客やブランディングに特化し、10〜20代から圧倒的に支持を受け、Tik Tok は約23.7万、Instagram約11.8万フォロワーを誇る。河野雅昭氏が代表を務める『SKILL天神今泉』の東京代表として、2023年2月に『SKILL TOKYO』をオープン。サロンワークのみならず、撮影やセミナーなど多岐に活躍し、美容業界内外から注目を集めている。

PROFILE
プロフィール
長瀬 大貴
SKILL TOKYO マネージャー

長瀬 大貴ながせ だいき

埼玉県出身。埼玉県理容美容学校の通信科を卒業後、レディースサロン2社で店長を経験し、独立を視野にフリーランスへ転向。その頃にSKILL TOKYO代表の岩本に出会い感銘を受け、2023年4月に入社。『お客さまの美意識をワンランク上へ』をテーマに、10〜20代から圧倒的に支持を受ける。短すぎない短髪を得意とし、絶大な支持を受けている。現在はマネージャーとしてサロンの成長を支えるキーパーソン。

PROFILE
プロフィール
乾 立貴
SKILL TOKYO 店長

乾 立貴いぬいりき

福井県出身。山野美容専門学校を卒業。レディースサロンで店長を務め、その後フリーランス美容師に転向。独立準備をしていたシェアサロンで代表の岩本と会い、SKILL TOKYOへの参画を決意。一人一人の骨格や髪質に合わせて巻くオーダーメイドパーマを得意とし、その技術力の高さと柔らかい人柄でリピート率No.1を誇る人気スタイリスト。現在は店長として教育面などスタッフをリードする存在。

EDIT
編集
桑名 真理子

Director桑名 真理子(くわな まりこ)

メイク技術者の目線を武器に、美容WEBマガジンの創刊、12年間で延べ1000件を担当。人の魅力にフォーカスする企画が得意。美容ライフが豊かになる、ワクワクする景色をつくります。