【－神サロモ－file 08 ／坂上みきさん】 有名美容師からオファー殺到！ あの人気モデルさんにフォーカス！

鹿児島から上京！ 右も左もわからない東京での撮影は緊張の連続！

―みきさんのサロモ歴はどれくらいですか？

今から4年前、23歳のときですね。結婚を機に鹿児島から上京してきて、本格的にサロモを始めました。

鹿児島では事務職として働いていたのですが、ブリーチなどの明るい色はできなくて。それまでは、ずっと切ってもらっていた美容師さんに月に1回撮影してもらう程度でした。

―東京に出てきてから本格的に活動をスタートされたんですね。

そうなんです。鹿児島にいるときに、東京の美容師さんからご依頼をいただいたこともあったのですが、遠方過ぎて実現できなくて。

今は福岡にいらっしゃる、かいちひろさんという美容師さんなのですが、Instagramを通して私が上京したことを知ってくださって、それで初めて声をかけてもらったときから一年越しで撮影していただきました。

―美容師さんにとっても念願だったでしょうね！ 東京での初めての撮影はどうでしたか？

とにかく緊張しましたね。まず、遅刻しないかが不安でした。というのも、私はそれまで住んでいたところがとても田舎だったので、電車に乗って移動することが滅多になかったんですよ！　だから、駅の中をどれくらい歩くのか検討もつかないし、そもそも渋谷駅から出れなくて（笑）。無事終わったときはホッとしました。

かいさんとの撮影のデータをInstagramにアップしたところ、だんだんとサロンモデルのお仕事の依頼をいただくようになりました。

―これまで、反響があったスタイルはどんなものですか？　

セミロングのときに、kelly.の椛沢柚希さんにオレンジカラーにしてもらったときは反響がよかったです。今では暖色カラーと言えば柚希さんと言われるほど、有名になられた姿を見て私も頑張らないと励みになります。

あと、DecemberのYUIさんとはよく撮影するのですが、彼女の人間性も大好きなんです。髪が痛んでしまったときにSOSを求めて行っても、必ず「大丈夫！」と言ってくれるので、救われています。

顔の見えないDMだから…“仕事”として引き受けるからには必ず丁寧な敬語を

―最近はショートスタイルが素敵ですね。

ありがとうございます。今年の4月まではボブだったのですが、さらに短くしたんです。サロモって、新年度がないので部署異動もないし、後輩が入ってくるわけでもありません。でも、新しい出会いの季節でもあるし、心機一転したくて。

それと、撮影でいただいたデータを見ると、「ボブだとこの角度がかわいく見える」というのがわかってきて、それに甘えていちゃいけないな、と。サロモの仕事でカットするのではなく、自分で決めてレングスを変えました。

―ストイックですね！ みきさんは、サロモの仕事のときに気をつけていることはありますか？

2つあります。1つは、DMのやりとりをする際に必ず敬語を使うこと。たとえば、「了解です」ではなく、「かしこまりました」と送ると丁寧な印象になりますよね。前職が事務職だったから気になるのかもしれないし、美容師さんにはちょっとカタいと思われてしまうかもしれないのですが…。

この前、美容師さんが「前は街でモデルをハントしていたので、どんな人かだいたいわかったんだけど、今はSNSやDMのやりとりで当日まで人柄がわからなくて少し不安」と聞いたことがあったんです。なので、なるべく丁寧な敬語は心がけています。仲のいい美容師さんでも、お仕事の話をするときは敬語です。

―すごく大切なことですね！　文章での丁寧なやりとりの仕方って、今の若い美容師さんたちもすごく勉強になると思います。そして、2つ目は？

2つ目は、撮影に向かう電車の中でその日に会う美容師さんのInstagramや集客サイトのスタイル写真を必ずチェックすることです。美容師さんのこれまでの写真を見ると、カットラインを見せたいのか、それともメイクや衣装込みの全体の雰囲気を撮りたいのか、そして、表情はアンニュイなものがいいのか元気な笑顔がいいのかなど、傾向がわかりますよね。

どういう系統の写真を撮りたい人なのか、事前にわかっていると撮影もスムーズに進むことが多いです。

あと、撮影が初めての美容師さんは緊張していることも多いので、ストーリーとかを見ておくと、話題作りにもなります！　私はまったく人見知りしないので（笑）、少しでも緊張を和らげることができればと思っています。

何かを言い訳にしてチャレンジしないのは本当にもったいない！

―みきさんはまさしく“神サロモ”ですね！ これからサロモにチャレンジしたいという方にアドバイスはありますか？

やっぱりSNSでアピールすることが大切ですよね。でも、かわいい女の子って本当にたくさんいるから、自信を失ってしまうこともあると思うんです。だからと言って、“病みストーリー”みたいなのは流さないほうがいいと思っています。常に自己肯定感を持ってアピールすることが大事かもしれません。

―みきさんはどうやって自己肯定感を高めていますか？

昔からすっごく負けず嫌いな性格で、姉が生徒会長をやったら自分もやりたいし、部活の部長もやりたいというタイプでした。

でも、小学生のときに脚を悪くして、そのことを気にしていた私に向かって「あなたのこと、案外誰も見てないよ」と母に言われたんです。それがすごく心に残っていて、何かを言い訳にして挑戦しないのはもったいない！ と考えるようになりました。根っからの負けず嫌いですね（笑）。

―美容師さんも負けず嫌いな方は多いから、性格が合うのかもしれませんね。最後に、美容師さんに応援メッセージをいただけますか？

美容師さんって、休みの日にも美容のことを考えているような方が多くて、ストイックなところを本当に尊敬しています。そして、自分の手でお客さまを喜ばせることができる稀有な仕事ですよね。

美容師さんの中には、Instagramのフォロワーを増やさなきゃ…とか悩んでいる方もいるかもしれませんが、一人ひとりのお客さまを大事にしていたら、きっと結果につながるはず。私もフォロワー数より人間性でリピートしたいと思うんです。SNS社会の今だからこそ、コツコツとサロンワークを頑張ってほしいです。

私も、そんな美容師さんの役に立ちたいですし、人間性を評価していただけるように年齢を重ねていきたいです。

―今日はありがとうございました！

■今回の撮影で使用したアイテムはこちら！

【上段】左から

・チーク／heme ピュアチークカラー シナモンブラウン

・ハイライト／YEAU ニュアンススキンカラー 02

・アイシャドウ／フジコ 足しパレ 01 彫り深ウォーム

・アイブロウマスカラ／エテュセ アイエディション

・マスカラ／メイベリン ラッシュニスタ 02 ブラウン

【下段】左から

・ファンデーション／ナチュラグラッセ メイクアップクリーム 01

・コンシーラー／ディオールスキン フォーエバースキン コレクトコンシーラー

・アイブロウ／Celvoke インディケイト アイブロウパウダー 06

・リップ／Celvoke ディグニファイド リップス 09

・リップ／hince ムードインハンサー マット CRAVE

・アイシャドウ／BYREDO カラースティックT 426 ソース

■神サロモバックナンバーはこちらからcheck！

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→神サロモ file02 ディヤナさん

→神サロモ file03 福地夏未さん

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